エクレストン氏、「バスールは弱すぎる」とフェラーリ代表の資質に疑問
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元F1最高責任者のバーニー・エクレストン氏が、フェラーリのフレデリック・バスール代表に厳しい評価を下した。エクレストン氏は、バスール代表にはフェラーリのトップとして必要な資質が欠けていると主張。“弱すぎる”上に、“独裁者ではない”が、その資質こそがフェラーリを成功に導くために不可欠だと指摘した。
バスール氏のリーダーシップについては、今年初めにも注目が集まった。クリスチャン・ホーナー氏の後任候補として名前が浮上した際、一部ではその資質に疑問の声が上がった。それにもかかわらず、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールは、2023年からフェラーリを率いるバスール氏への揺るぎない支持を表明している。

バスール代表はフェラーリのジョン・エルカン会長からも強い信頼を得ているが、エクレストン氏は依然としてその手腕に懐疑的だ。『スカイ・ドイツ』のインタビューで同氏は、「フェラーリが成功するためには、トップに“独裁者”のような存在が必要だ」と語った。
「イタリアでは誰もが何が正しくて何が間違っているかを話し合い、干渉する。フレデリック・バスールはあまりにも弱すぎるし、独裁者ではない」
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次に、ハミルトンについても言及。エクレストン氏は、メルセデスからフェラーリへの高額移籍は「金融マーケティング戦略にすぎない」との見解を示した。
「彼はフェラーリで世界チャンピオンになることを望んでいたが、それを達成できなかったことに今驚いている。ハミルトンは過去10年間で最高のドライバーの1人だが、史上最高というわけではない」。90代のエクレストン氏はさらに、「彼は将来的にファッション分野での活動を拡大していくだろう」と語った。
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