【カタールGP土曜日レポート】角田裕毅「タフな1日だった。」

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金曜日同様、かなり気温が高く風も強かった土曜日のロサイル・インターナショナル・サーキット。

メディアセンターは慌ただしいスタートとなった。FIAはタイヤの安全問題とその対策のため緊急レギュレーションを発表。

  1. ターン12とターン13のトラックリミットを改定
  2. トラックリミットの改定後、ドライバーがこの変更に適応できるよう、現地時間16:00に開始予定の10分間の適応練習セッションが行われる。それにより、スプリントシュートアウトは予定より20分遅れて開始される(日本時間:22時20分開始)
  3. 19周のスプリント後にはタイヤ分析が行われ、グランプリに向けてさらなる措置が必要かどうかが判断される。
  4. 問題が依然として明らかな場合には、安全上の理由から日曜日のグランプリに関して次の指示を発行する予定。
    • a. 決勝で使用される新しいタイヤの使用は20周を超えてはならない。予選でのタイヤ使用を考慮して、使用済みタイヤの場合は22周を最大とする。
    • b. aの指示が反映された場合、これを考慮して、すべてのドライバーはレース中に少なくとも 3 回のタイヤ交換ピットストップを行うことが義務付けられる。

1-3は決定事項であり、4はスプリントレース後の状況を見て確定される予定だ。

Yuki Tsunoda grid Qatar GP

【カタールGP】波乱のタイヤ安全性問題とその対策案 – Shiga Sports Japan

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スプリントの為の予選、スプリントシュートアウトではアルファタウリの角田裕毅はトラックリミット違反によりベストタイム抹消となり18番手に終わってしまう。無線ではかなりの感情を見せていたが、日曜日の決勝に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることに期待したい。

チームメイトであるリアム・ローソンはSQ1を10番手で突破し、スプリントレース14番手からのスタートとなった。

マクラーレンのオスカー・ピアストリがチームメイトのランド・ノリス、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抑えて見事ポールポジションを獲得した。

また、ハースのニコ・ヒュルケンベルグが8番手と素晴らしい予選となった。

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スプリントが始まり、角田は12番手でチェッカーを受けたが、スプリント終了後にシャルル・ルクレールとランス・ストロールがトラックリミット違反を複数回犯したことで5秒のタイムペナルティを受け降格。7位以下の順位が変わり、角田は11番手に繰り上がった。18番手からの素晴らしい挽回だ。

Yuki Tsunoda Qatar GP AlphaTauri F1 Car

レース後に今回リタイアとなってしまったローソンは「チームには本当に申し訳ないと思っている。こんなミスは許されるものではない。F1では、全てのセッションを最大限に生かすことが重要だ。今日起こってしまったことから、学ぶべきことが多くある。」と答えた。

また、角田は「タフな一日だった。予選には満足していない。ただ、少なくとも有益なデータは得られた。だから明日はそれを最大限に生かしたいね。タイヤの安全問題が起きたことに関してはあまり驚いてはいないよ。最大20周なら大丈夫じゃないかな。僕たちにとっては、いいアドバンテージになるかもしれない。クルマの特性としては、あまり改善は見えていないけど、少しはステップアップした。だけどそれが十分ではないということだね。」と語った。

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今回のF1カタールGPのスプリントレースで2位、3年連続でF1ドライバーズチャンピオンを獲得した。

フェルスタッペンは「チームを誇りに思う。3年連続もワールドチャンピオンになれるなんて本当に信じられない。」とチームと共に素晴らしいシーズンの喜びを共有していた。

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