アルピーヌ、混乱のスタートで両車ダメージ―ガスリー15位、コラピント17位
アルピーヌは、ラスベガスGP決勝で混乱のスタートに巻き込まれ、両ドライバーともマシンにダメージを負う厳しいレースとなった。ピエール・ガスリーが15位、フランコ・コラピントが17位でフィニッシュし、ポイント獲得はならなかった。
ガスリー、1周目で接触に巻き込まれリタイア
10番手からスタートしたガスリーは、ターン1でガブリエル・ボルトレートとランス・ストロールの接触に巻き込まれた。ストロールがガスリーに接触してスピンさせられ、マシンのリアに大きなダメージを負った。
「数百メートルでレースが終わってしまった。ボルトレートがターン1で楽観的すぎた。彼がストロールにクラッシュし、それが接触して僕はスピンさせられ、マシンのリアが壊れた」
「週末を通してマシンのフィーリングは良く、ウェットでもドライでも速かった。今日ポイント争いに挑戦できると確信していた。次はカタールに集中する。残り2戦、最後まで全力を尽くす」
コラピント、後方からの接触でダメージ
15番手スタートのコラピントも、スタート直後にアレックス・アルボンに後方から接触され、フロアとディフューザーに大きなダメージを受けた。

「スタートで後方からの接触を受け、レース全体でダメージを抱えて走ることになった。ターン1の混乱を避けようとしたが、後ろから当てられた。マシンは以前のセッションよりもずっと悪く感じた。バランスが悪く、リアグリップが不足していた」
「いつもベストを尽くしたいが、時にはコントロールできないことがレースで起きる。カタールとアブダビの最終2戦がポジティブに終わることを楽しみにしている」
アルピーヌは、週末を通して競争力を示していただけに、スタートでの巻き込みによるダメージは痛恨の結果となった。
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