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ストロール、批判の声に動じず「ただのノイズにすぎない」

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Lance STroll Aston Martin AD

アストンマーティンのランス・ストロールは、ファンや専門家から寄せられる厳しい批判について「気にしていない」と語り、自身の向き合い方を明かした。

ストロールは2017年にF1デビューを果たして以来、継続してグリッドに名を連ねてきた。キャリア初期の2年間を過ごしたウィリアムズは当時急速に競争力を失い、2017年にコンストラクターズランキング5位だった成績は、翌2018年には最下位まで落ち込んだ。

その影響は個人成績にも表れている。デビューイヤーはランキング12位で終え、アゼルバイジャンGPでは3位表彰台を獲得したものの、2018年は18位に後退。その後レーシングポイントへ移籍し、コロナ禍の2020年シーズンにはモンツァとバーレーンで再び表彰台に立った。

2021年からはチームがアストンマーティンへと改称され、ストロールは現在も父であるローレンス・ストロール氏が率いる体制のもとで走り続けている。その立場ゆえに、「父の存在によってシートを得ているのではないか」といった声や、走り、さらにはメディア対応に至るまで、批判が絶えなかった。

lance stroll aston martin vegas アストンマーティンのランス・ストロール、ラスベガスGPにて
ランス・ストロール、ラスベガスGPにて

しかし、本人は冷静だ。アストンマーティンが公開したインタビュー企画『Unearth Your Greatness』の中で、ストロールは次のように語っている。

「それはただのノイズにすぎない。耳を傾ければ気になることもあるけれど、幸運なことに、僕の周りには信頼でき、愛する人たちがいる。彼らの意見を大切にしているし、自分の世界の中で生きるようにしている」

また、ストロールは批判が避けられないものであることも理解している。

「批判は常につきまとう。人はとても短絡的で、数レース良ければ称賛され、数レース悪ければ否定される。それは変わらない。だからこそ、本当に大切な人たちの意見だけを尊重するべきだと思う。アドバイスを求めていない相手の批判を受け入れる必要はない」

自身のキャリアがネガティブな側面ばかり強調されがちな点についても、彼は気にしていない。

「表彰台やポールの話をすることもできる。でも、敗北について語ろう。人はそこから最も多くを学ぶ。困難な瞬間こそ、人として、アスリートとして成長できるんだ」

そして、こう締めくくった。

「毎日がうまくいくわけじゃない。それがスポーツであり、人生だ。いい日も悪い日もあると受け入れることが大切だ。シャンパンを浴びる瞬間は誰だって好きだけど、本当に自分を成長させてくれるのは厳しい時間なんだ」

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