【マイアミGP】ヒュルケンベルグ、ダブルリタイアに「精神力が試される週末だった」—アウディ、ペースは良好も信頼性が足を引っ張る
2026年F1マイアミGPで、アウディのニコ・ヒュルケンベルグはスプリントに出走できず、本戦でもわずか7周でリタイアという最悪の週末を送った。ヒュルケンベルグは「キャラクター形成のような週末だった」と苦境を受け入れながらも、カナダGPでの巻き返しを誓った。
スプリントは出走すらできず—レコノサンスラップで停止
苦難はスプリント前から始まった。スタートグリッドへ向かうレコノサンスラップ中にアウディのマシンが停止し、コース外へ運び出されることになった。技術的なトラブルにより、スプリントレースへの出走すら叶わなかった。
本戦は10番グリッドから望むも7周でリタイア
本戦の予選では11番手を確保し、ハジャーの失格により10番グリッドへ昇格。ポイント獲得の好条件が整ったかに見えた。しかしスタート直後にサインツと接触してフロントウィングを損傷。ウィング交換を終えたばかりのセーフティカー中に今度は技術的なトラブルが発生し、チームからマシンを止めるよう指示が出た。
ヒュルケンベルグはリタイアの経緯をこう説明した。
「トラブルはセーフティカー中に発生し、チームからマシンを止めるよう指示があった」
「キャラクター形成のような週末」—精神力で乗り越えるしかない
レース後、ヒュルケンベルグはトラブルの正確な原因はまだ不明としながらも、率直に心境を語った。
「僕たちにとって非常に厳しい週末だった。まさに『キャラクター形成(精神修行)』のような週末だ。ただ、少なくともマシンのペースには有望な兆しが見えた。ポテンシャルは悪くない。だが当然ながら、練習走行、予選、そしてレースをしっかり完走し、マシンをチェッカーまで運ぶ能力が必要だ。今週末は激しい逆風にさらされたが、なんとか体制を立て直し、リセットして受け入れるしかない」
ペースは良好も信頼性が慢性的な課題—「いつだって走り続けたい」
相次ぐトラブルがなければ、アウディのペース自体は希望を感じさせるものだったとヒュルケンベルグは強調した。しかし慢性的な信頼性不足がチームの足を引っ張り続けている。
「結局のところフラストレーションが溜まる。いつだって走り続けたいし、レースに参加してチェッカーフラッグを見たい。だから、今の状況が僕たちにとって非常に悔しいものであることに変わりはないよ」
次戦カナダGPに向けては前向きな姿勢も見せた。
「2週間後のモントリオールではもっと良い走りができるようにしたい」
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