【シンガポールGP FP1】ラッセル、最速タイム! 唯一のフリー走行でルクレールとノリスを抑え首位発進
2026年F1世界選手権第17戦シンガポールGPが開幕し、唯一のフリー走行(FP1)でメルセデスのジョージ・ラッセルが1分32秒274をマークしてタイムシートの最上位に立った。2番手には0.198秒差でフェラーリのシャルル・ルクレール、3番手には0.3秒未満の差でマクラーレンのランド・ノリスが続いた。
パワーユニット交換により日曜日の決勝レースを最後尾からスタートすることが決まっているラッセルだが、旧仕様のエアロパッケージを装着したマシンで高い順位を示し、金曜日後半に行われるスプリント予選に向けて弾みをつける形となった。
セッション経過とハイライト
スプリントフォーマットが採用される今週末、セットアップの微調整と難関マリーナベイ・ストリート・サーキット攻略に与えられた時間はわずか1時間のみ。ダスティでグリップの低いコンディションの中、現地時間16:30のセッション開始とともに各車が一斉にコースインした。
路面のバンプにマシンが底突きし火花が散る中、ラッセルは「マシンが非常に硬く感じる」と無線で報告。序盤は多くのドライバーがピレリのハードタイヤで走行を重ねたが、ランス・ストロールやノリスがランオフエリアへ飛び出すなど、限界を探る走りが展開された。
開始15分でノリスが1分34秒367までタイムを縮めると、続いてルクレールが1分33秒969を記録して今週末初めて1分34秒の壁を突破。さらにキミ・アントネッリが1分33秒830を出して首位を更新した。
セッション終盤手前、ニコ・ヒュルケンベルグが「ギアボックスに重大な問題が発生した」と訴えてピットロード出口付近でマシンをストップ。短いバーチャル・セーフティカー(VSC)が出され、マシンはピットへと押し戻された。
残り時間が少なくなる中、ソフトタイヤへ履き替えたアタック合戦がスタート。まずラッセルが1分32秒864で首位に立ち、ルイス・ハミルトンが1分32秒821でこれを上回った。しかし、ラスト5分でラッセルが1分32秒274までタイムを削り取り、そのまま首位でチェッカーを受けた。
FP1セッション結果
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム | トップとの差 | 周回数 |
| 1 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:32.274 | 0.000 | 28 |
| 2 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:32.472 | +0.198 | 26 |
| 3 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1:32.547 | +0.273 | 24 |
| 4 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1:32.773 | +0.499 | 26 |
| 5 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1:32.838 | +0.564 | 27 |
| 6 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1:33.006 | +0.732 | 22 |
| 7 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:33.525 | +1.251 | 28 |
| 8 | アイザック・ハジャー | レッドブル | 1:33.723 | +1.449 | 27 |
| 9 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1:34.038 | +1.764 | 26 |
| 10 | リアム・ローソン | レーシングブルズ | 1:34.155 | +1.881 | 25 |
| 11 | オリバー・ベアマン | ハース | 1:34.331 | +2.057 | 29 |
| 12 | アーヴィッド・リンブラッド | レーシングブルズ | 1:34.476 | +2.202 | 27 |
| 13 | エステバン・オコン | ハース | 1:34.481 | +2.207 | 25 |
| 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1:34.495 | +2.221 | 27 |
| 15 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ | 1:34.651 | +2.377 | 31 |
| 16 | ガブリエル・ボルトレート | アウディ | 1:34.736 | +2.462 | 25 |
| 17 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ | 1:34.805 | +2.531 | 30 |
| 18 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ | 1:34.884 | +2.610 | 16 |
| 19 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1:34.983 | +2.709 | 27 |
| 20 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1:35.268 | +2.994 | 26 |
| 21 | セルジオ・ペレス | キャデラック | 1:35.299 | +3.025 | 21 |
| 22 | バルテリ・ボッタス | キャデラック | 1:35.620 | +3.346 | 25 |
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