[メキシコGP FP2]ルクレールが最速!赤旗・接触劇の中ノリスとラッセルが続く
2026年F1第20戦メキシコGPの金曜最後を締めくくるフリー走行2回目(FP2)が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールが1分17秒827を叩き出して金曜日総合最速タイムを記録した。2番手にはマクラーレンのランド・ノリス、3番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが続いた。
FP1で若手にシートを譲っていた10名のレギュラードライバーたちが走行時間を挽回すべく、現地時間16時のピットオープンと同時にピットロード出口には長い列が形成された。
序盤の混乱とハース勢のトラブル
セッション開始直後、ハースのエステバン・オコンが「パワーステアリングが効かない」と無線で訴え、インスタレーションラップを終えてピットへ帰還。チームメイトのオリバー・ベアマンもコース上で一時マシンをストップさせたが、こちらは走行を再開してピットへ戻ることができた。
序盤はマックス・フェルスタッペンがソフトタイヤで1分20秒474の基準タイムを記録したが、すぐさまアービッド・リンドブラッドやアイザック・ハジャーにかわされた。その後、ルクレールがヒヤリとするスライドを見せる中、ルイス・ハミルトンが1分18秒741をマークして首位に立つ。
しかし、ルクレールが1回のアタックでハミルトンを約0.5秒上回るタイムを叩き出し、各車がロックアップに苦しむ中でトップタイムを更新した。
フェルスタッペンとローソンの接触事故で赤旗中断
コース上のトラフィックも大きな課題となった。カルロス・サインツの後方に追いついたフェルスタッペンとリアム・ローソンは、ターン12を並走して進入。両者ともにラインを譲らず接触に至り、コース上にデブリが散乱したためセッションは一時赤旗中断となった。
ローソンは「フェルスタッペンが文字通り自分にぶつかってきた」と主張し、スチュワードによる調査対象となった。フェルスタッペンはマシンを修復し、セッション残り約40分の段階でコースへ復帰した。
ハミルトンのトラブルとルクレールの再逆転
赤旗解除後、タイム向上を狙うノリスが一時タイムシートのトップに躍り出た。ルクレールはソフトタイヤでのアタック中にワイド走行や激しいロックアップに見舞われ、2番手に後退した。
さらにフェラーリをトラブルが襲う。ハミルトンが「パワーに異常がある。ターン13からすべてのパワーを失った」と無線で伝え、コース上でマシンをストップ。これによりバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。
しかし、フェラーリに朗報をもたらしたのはルクレールだった。ルクレールはアタックをまとめ上げ、1分17秒827をマークして首位奪還に成功。ノリスやポイントリーダーのキミ・アントネッリを抑え込み、その後ラッセルがノリスにわずか0.003秒差まで迫る3番手タイムを記録したものの、ルクレールのタイムを脅かす者は現れなかった。
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