[メキシコGP]フェルスタッペン劇的勝利、アントネッリ、史上最年少王者に輝く!平川亮13位完走
2026年F1第20戦メキシコGPの決勝レースがアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、メルセデスのキミ・アントネッリが3位フィニッシュを果たし、2026年F1ワールドチャンピオンを獲得した。20歳でのタイトル獲得は、F1史上最年少記録となる。
レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがグリッド5番手から激戦を制し今季3勝目を挙げ、2位には首位フェルスタッペンを最後まで追い詰めたフェラーリのルイス・ハミルトンが入った。
アントネッリは9位以上で自力戴冠が決定する条件のもと4番手からスタート。レース中盤のバルテリ・ボッタスのクラッシュによる赤旗中断や、終盤のアービッド・リンドブラッドの事故によるセーフティカー(SC)を乗り越え、偉業を成し遂げた。
激乱のスタートとフェラーリ同士のバトル
71周のレースがスタートすると、ポールポジションのハミルトンが最長のターン1までの直線で首位をキープ。しかし、チームメイトのシャルル・ルクレールが並びかけ、両者は並走してターン1〜ターン5を通過した。
ターン4のブレーキ勝負でルクレールはアウト側から芝生へはみ出し、首位でコースへ復帰。ハミルトンはターン5でラインを崩し、その隙を突いたフェルスタッペンが2番手に浮上した。一方、後方では2番手スタートのジョージ・ラッセルがエネルギーデプロイメントの不調で加速できず順位を落とした挙句、ターン6でアイザック・ハジャーに接触してスピンを誘発させた。
スチュワードはルクレールのショートカットを調査し、ルクレールに5秒ペナルティを科した。また、ラッセルにはハジャーとの接触により10秒ペナルティが下された。
7周目にはランス・ストロールがマシンを止め、チームメイトのフェルナンド・アロンソもピットでリタイアを喫し、アストンマーティン勢はダブルリタイアとなった。
ピット戦略とボッタスの大クラッシュによる赤旗
ソフトタイヤでスタートしたルクレールに対し、ミディアムタイヤのフェルスタッペンは2秒以内の差を維持。27周目に両者が同時にピットインし、ルクレールは5秒ペナルティを消化したことでフェルスタッペンが実質首位に立った。
首位に立ったアントネッリが43周目にピットインした直後、ターン1でボッタスの左フロントサスペンションが破損し、ウォールへ激しくクラッシュする事故が発生。レースは46周目に赤旗中断となった。ボッタスは自力でマシンを降りたものの、予防的検査のためメディカルセンターへ運ばれた。
スタンディングリスタートと終盤のSC、アントネッリが表彰台へ
赤旗解除後、スタンディング方式で再スタートが切られた。2番手のハミルトンがターン1でフェルスタッペンに並びかけたが、フェルスタッペンが首位を守り切った。3番手に浮上したアントネッリは落ち着いた走りで表彰台圏内を走行した。
レース残りわずかの局面で、オスカー・ピアストリとリンドブラッドがターン1〜2で接触。リンドブラッドがウォールに激突してリタイアとなり、再びセーフティカーが導入された。
残り8周で再開されたラストスパートで、フェルスタッペンはハミルトンの猛追を0.7秒差で退けてチェッカーを受けた。アントネッリは4秒差の3位でフィニッシュし、大歓声の中で最年少王者の称号を手にした。
平川亮はF1デビュー戦を13位で完走
エステバン・オコンの代役として今週末ハースから急遽出走した日本の平川亮は、19番手スタートから波乱のレースを生き残り、堅実な走りで13位完走を果たした。
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