角田裕毅「難しいレースだった。何度かミスをしてしまった。」
RBの角田裕毅とダニエル・リカルドは、サウジアラビアGPでそれぞれ14位と16位でチェッカーを受け、共にポイント獲得には至らなかった。角田に関しては、予選が素晴らしかっただけに残念な結果となってしまったが、1週間のオフの後に開催されるオーストラリアGPでの巻き返しに期待したい。
以下は角田裕毅、ダニエル・リカルド、アラン・パーメイン、ローラン・メキースのメディアへのコメントの一部である。
【角田裕毅】
「今日は難しいレースだった。何度かミスをしてしまい、前のクルマを抜こうとしたときに後ろのクルマに抜かれてしまった。」
今日はペースとグリップに苦しんだので、ドライビングが難しかった。」
「ポジティブな面としては、予選は好調だったし、決勝のペースを調べて、なぜあれほど苦戦したのかを考えたい。今日は改善できることがあったので、それを見直して今後に生かしたい。」
【ダニエル・リカルド】
「タフなレースだったし、全体的にタフな週末だった。」
「セーフティカーが導入され、ほとんどのドライバーがピットストップを行ったが、僕たちはピットストップに手間取り、終盤の数周でミスをしてターン1で縁石に激突してスピンを喫してしまった。」
「でも、ポジティブな兆候はいくつかあったので楽観視しているし、あとはパッケージを磨き上げるだけだ。これから1週間のオフがあり、次のレースに向けていいパッケージができるよう、みんなから大きなプッシュがあるだろう。僕と同じようにチームもそれを望んでいる。メルボルンでレースに戻るのが楽しみだ。」
【アラン・パーメイン:レーシングディレクター】
「裕毅については、他のドライバーと同じようにオーソドックスなレースを展開した。」
「ミディアムタイヤでスタートし、セーフティカーが出たときにピットインしてハードコンパウンドに履き替えた。その後に起こったことは、ちょっと受け入れがたいものだった。マグヌッセンがコースを外れてわざと裕毅の前に出て、1周に最大2秒もペースを落とした。」
「これはスポーツマンシップに反する行為だ。我々も他のチームも、今後のレースについてFIAと話し合うことになるだろう。ダニエルのレースについては、ピットストップの際にタイヤに問題があり、最後尾になってしまった。」
「全体的に見れば、マシンを理解することで一歩前進できたし、予選もいい結果だった。」
【ローラン・メキース:チーム代表】
「チームにとっては非常に残念な結果になってしまった。裕毅は10位以内を目指して戦っていた。そしてマグヌッセンに抜かれた。マグヌッセンはそのためにコースをカットし、チームメイトにギャップを開けさせてピットインさせるために全体のペースを落とした。」
「これでマグヌッセンに課されたペナルティは無意味になり、裕毅のレースが台無しになってしまった。昨日の予選が非常に良かっただけに残念な結果だった。」
「ダニエルのレースは、セーフティカー先導のダブルスタック中に非常に長いピットストップを行ったことで台無しになった。そしてレースの大部分をトラフィックの中で走った。超タイトな中盤では、すべてが完璧でないとすぐに順位を落としてしまう。ファエンツァとビスターでハードワークを続け、チームはメルボルンでの戦い再開を楽しみにしている。」
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