メキース代表、レッドブルの開発哲学を語る「苦戦している時こそリスクを取る」
カナダGPを終え、レッドブルのローラン・メキース代表が苦しい週末を振り返りながらも、チームの開発哲学について語った。マックス・フェルスタッペンの表彰台とアイザック・ハジャーの5位入賞の裏には、マシンの可能性を探るための積極的な挑戦があったという。
スプリントから予選まで苦戦、しかし決勝は予想以上の結果に
レッドブルにとって、カナダGPは難しい週末だった。スプリント予選、スプリントともに思うような結果を残せず、本戦予選でもフェルスタッペンは6番手、ハジャーは7番手にとどまった。
それでも、決勝ではジョージ・ラッセルとランド・ノリスのリタイアにも助けられ、フェルスタッペンが今季初表彰台となる3位、ハジャーが5位でフィニッシュ。厳しい流れの中で、結果としては想定以上のポイントを持ち帰ることに成功した。
「苦戦している時こそリスクを取る」
メキース氏は、思うようなパフォーマンスを発揮できない週末だからこそ、新たなアプローチを試すことが重要だと説明した。
「今週末はマイアミほどスムーズには進まなかった。しかし、マックスとアイザックが限界まで攻められていないと判断した時点で、私たちはリスクを取る。実際、ここ数年ずっとそうしてきた」
「カナダでもリスクを取った。そういう状況に直面した時、様々なことを試す。新しいマシンでのシーズンはまだ始まったばかりだ。時にコストがかかるとしても、パフォーマンスを向上させるためにリスクを冒す必要がある。なぜなら、それが学びになるからだ」
さらに、RB22のポテンシャルを完全に把握できているわけではないことも認めている。
「このマシンのポテンシャルをどこまで引き出せているかを知ることは、非常に難しい」
結果を残しながらも課題は残る
そして、両ドライバーが現状のマシンに満足していなかったことも明かした。
「ドライバーが満足できるマシンを与えることはとても難しい。マックスは土曜日のマシンにかなり不満だった。アイザックはいいレースを見せたが、もっとうまくできたはずだという感覚を持っていた。だからこそ、私たちはさらに多くのことを学び、たとえ痛みを伴うとしても、リスクを取り続けなければならない。新しい道を切り開き続けることが必要だ」
【関連記事】
