リカルド、母国でのQ1敗退は「まだピンと来ていない」
2025年のレッドブルレーシングのシート争いに加わっている2人のRBチームメイトにとって、角田裕毅はオーストラリアGPの予選で有利な面を見せた。
リカルドは週末を通して苦戦を強いられ、Q1で敗退となる中、角田は見事Q3進出を決めて8番グリッドを獲得した。
リカルドは当初、母国アルバート・パーク・サーキットでQ2進出を決めたかに見えたが、ターン4でのコースリミット違反により、Q1敗退となった。
一方、角田は予選で自身の目標にもしていたQ3進出見事にを果たし、RBを8番グリッドにつけた。
これはチームメイトのリカルドより10グリッド前方に位置することになる。
角田はレース後、次のように語った。
「間違いなくハッピーだよ。ウィリアムズやいくつかのチームもペースを上げてきていたからね。でも、いくつかのコーナーでラップタイムを稼ぐことができたからQ3に進出できたんだと思う。」
「FP1からクルマの快適さを感じているよ。」
「今必要なのは… ミスをせず、クリーンなレースをするために集中すること。ここ2戦は僕らにとってとてもフラストレーションのたまるレースだった。だからそれが今の僕らに必要なことで、その第一歩なんだ。そして、それをすべてうまくまとめることができれば、もしかしたらポイントを獲得できるかもしれない。ここでは何が起こるかわからないからね。」
一方、地元の観衆の前で18番手からスタートすることになったリカルド。
セッション後にQ1のラップタイム削除を振り返りながら、2024年のパフォーマンス不足について何か腑に落ちないものを感じていたようだ。
セッション後にQ1のラップタイム削除について振り返り、次のように語った。
「ピエール(ハメリン:レースエンジニア)に言われて、それが何を意味するのかはなんとなく分かったけど、今でもまだ完全には腑に落ちていない。」
「でもラップは、正直なところ、全力を出し切った感じだったからラップには満足できている。
だから僕としては、まだ自分の頭の中で腑に落ちていないんだ。この週末はずっと苦労してきたけど、予選になればみんながタイムを出して、自分のポジションがわかる。」
「でも、あのラップが僕のすべてで、それでも遅かった。予選や周回を重ねるごとに、自分の位置がわかってきた。」
リカルドは、2週間前のジェッダでの不本意な結果以来、RBチームが取り組んできたことを考えると、Q1敗退はより悔しいと感じたようだ。
「サウジアラビアGP以来、チームは僕たちが見たいくつかの問題を解決するために多くの努力を払ってきたし、マシンを調整し、あちこちに新しいパーツを装着した。」
「クルマ自体は、バランスがすべてウィンドウの中にあると感じている。走っている感じは、特に苦労しているところはないんだ。でも、いくつかのコーナーで少し遅くなっている。」
RBはウィリアムズ、キック・ザウバー、アルピーヌと並び、今シーズンまだポイントを獲得できていない4つのチームのうちの1つで、2024年のコンストラクターズランキングで順位を上げたいところだ。
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