ステファノ・ドメニカリCEO 「現在の市場では24戦のF1レースが必要とされる」

F1グループのCEOであるステファノ・ドメニカリは、2024年のチャンピオンシップを全24戦にすることを目指しており、これは現在の市場において必要な数字だと考えている。

以前、ドメニカリは30レースのカレンダーを作れるくらいイベントプロモーターから十分な真剣な関心があると主張。その後、ドメニカリは、24レースがF1の「最大値」であり、「それ以上の数字を議論するつもりはない。」と明言した。

ドメニカリは、F1のポッドキャスト『Beyond the Grid』に出演した際、F1レースの24戦開催を目指す決意を改めて表明した。

「来年やりたいのは24戦であり、24戦は正しい数字だと思う。」とドメニカリは語った。

「それが市場の中で必要とされている数字だ。そして、ロジスティクスや働く人々の複雑さとの間で、適切なバランスが保たれていると言えるだろう。」

「これは長期にわたって安定するために目標とすべき数字だと思う。」

モンツァ、スパ、シルバーストーンといった歴史的なF1レースは、F1カレンダーの座を争う新しい場所の脅威にさらされてきた。

しかしドメニカリは、これらの歴史的イベントがスポーツとともに進化することができれば、スポーツの中でその場所を守ることができると主張している。

「歴史的なレースに独自の個性があることは、とても重要なことだ。F1が歴史的なレースを尊重していないと言っている人たちの話を聞くと笑ってしまう。」とドメニカリは語った。

「その逆だ。私たちが望むのは、F1が成長しているこの素晴らしい瞬間を利用して、みんなが正しいことをしているかどうかを確認することだ。」

「世界は進化している、ということを理解する必要がある。したがって、歴史的なレースは常にカレンダーの一部であるが、例えば、インフラストラクチャーに加えなければならない変化を認識する必要がある。」

「それは伝統的なレースのレイアウトを変えるわけではない。しかし、ファンのニーズは多様化しており、それに見合ったものを提供しなければ、それはもはや歴史的なものではない。」

「2年前、ベルギーはカレンダーから外れるという話があったのを覚えているだろうか。ちなみに、答えはベルギーがカレンダーに載っているというものだったが、彼らの反応はとても良かった。彼らは、私たちがファンに提供したい最高の体験に関連するインフラストラクチャに投資してくれた。」

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2023年 F1レースカレンダー

2024年度のカレンダーは、まだ公式に決定されていないが、 F1の情報筋は2024年の最初のレースを確認した。彼らによると、バーレーンは2024年3月2日土曜日に2024年シーズンを開幕する。 続いて2024年3月9日土曜日にサウジアラビアGPが開催される。

イスラム教のラマダンの習慣を尊重するために、両方のGPは1日繰り上げられた。2024年のラマダンは3月10日・日曜日の日の出とともに開始する。

次回のカレンダーは、24日・日曜日のオーストラリアGPだ。 続く2つのGPは4月7日の日本GP、そして4月21日の中国GPとなる(中国税関の関係で東アジアの2つのレースを連続して開催することはできない)

したがって、日本のファンは短期間に2つの日本GPを経験することになる。今年の1回目は9月24日、次の回はすでに4月7日で、7か月未満の休止期間がある。

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