フェラーリのカルロス・サインツ、未だ2025年の契約がないことを強調
オーストラリアGPで優勝したフェラーリのカルロス・サインツは、2025年のF1に向けての契約がまだ結ばれていないことを強調した。
カルロス・サインツは2024年シーズンの開始前にフェラーリから、チームがメルセデスを離れる7度のワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトンと契約したこともあり、シーズン終了後に契約が更新されないことを告げられていた。
この状況を受け、サインツはすでにグリッド上の他のチームと来シーズンのシート獲得に向けて話し合いを始めている。
オーストラリアでの週末を通してのパフォーマンスがその取り組みを後押しすると思うかと聞かれ、次のように答えた。
「わからない。もちろん、優勝したのが悪いことではないのは確かだ。」
「でも、そうだね、来年のことはまだ決まっていない。だから、おそらく今回のパフォーマンスは助けになると思う。」
「自分は自分のためにレースをしている。競争力のあるクルマがあり、週末のどこかでチャンスがあれば優勝できることを証明し続けるために走っている。」
「チーム代表や他の人たちに自分の価値を証明するためにレースをしているのではないんだ。自分がクルマをもらったらできることを証明するために、トップにいられることを示すためにレースをしている。みんなが知っている通り、それが自分の考え方とアプローチであり、それは今年も残り続ける。」
カルロス・サインツはサウジアラビアでレースを欠場した。
そのため、開幕戦バーレーンGPと今回のオーストラリアGPの2レースで40ポイントを獲得してドライバーズランキングで4位につけている。
関連記事】
