【ブラジルGP】アロンソ「もうダメだ、表彰台は無理だと思った」

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ブラジルGPでアストンマーティンのフェルナンド・アロンソがザントフォールト以来となる表彰台に返り咲き、セルジオ・ペレスとの白熱したバトルを制し3位を獲得した。

レース後半、アロンソはレッドブルのペレスからのプレッシャーに耐えていた。しかし70周目の1コーナーでペレスが3番手に浮上すると、アロンソのこれまでの果敢なディフェンスが表彰台で報われることはないかと思われた。

しかし最終ラップ、アロンソはターン4でペレスからポジションを奪い返すことに成功。その結果、アロンソはペレスに僅か0.053秒差で3位を獲得した。

「30周くらいペレスからプレッシャーをかけられ続けていたようだった。」と4番手からスタートしたアロンソは語った。

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「残り2周で彼に抜かれたときは、”もうダメだ、表彰台は無理だ”と思った。でも、セルジオがターン1への進入で少し遅めのブレーキングをかけたから、僕は”よし、ターン4へ突っ込むぞ”と決めたんだ。」

Fernando Alonso, Aston Martin F1 Team, 3rd position,
Fernando Alonso, Aston Martin F1 Team, 3rd position, Credit: Aston Martin

オースティンとメキシコでリタイヤしたアロンソは、「これはチームにとって驚異的な結果だ。この数か月間は苦しかった。だから、この表彰台は彼らチームのためでもあり、ファクトリーのみんなのためでもあるんだ。僕たちは最後の1周まで戦い続けたんだ。」

アストンマーティンは2024年型マシンの方向性を模索するため、最近のレースではアップグレードを試みていた。しかし、チームがアップグレード前のマシンに戻したことで、アロンソは2023年の好スタートを切ったAMR23のペースに勇気づけられたようだ。

「まだマシンのことを学んでいる段階なのは明らかだ。このクルマは空力的にとても複雑だから、来年の方向性を見つけるために少しずつ実験してきたんだ。今年を忘れることも考えたけれど、まだ戦っているし、とてもハッピーだよ。次はラスベガスだ!」

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ストロールはアロンソの前の3番手からスタートしたが、序盤のスタートで順位を落とし、6番手まで後退。しかし、時折印象的なペースを見せ、最終的には5位を獲得したことで勇気づけられたようだ。

「今日は本当に速いクルマで、今年の初めの状態に戻ってきた感じだ。」

「スタートで出遅れてしまったけど、その後はクルマのフィーリングも良く、ペースも良かった。今週末は力強いパフォーマンスが出来たと思う」

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