FP3、ノリスがトップタイム、角田が好調、アロンソにトラブル

Yuki tsunoda red bull mexico
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メキシコGPファイナルプラクティスセッション(FP3)は、温暖で晴天のコンディションの中で行われ、路面温度は40.5度、気温は22度に達した。チームが当日後半の予選に向けてセットアップを詰める上で、ほぼ理想的な環境が整った。

しかし、フェルナンド・アロンソにとっては、決して順調とは言えない1時間となった。アストンマーチンがマシンのフロント右サスペンションに小さな不具合を検知したため、セッションは早期に中断を余儀なくされた。迅速な修理が行われたものの、アロンソは再びコースに戻ることができず、セッションを19位で終えた。予選を前に、理想からは程遠い状態だ。

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一方、角田裕毅は安定した走りを継続し、充実したセッションを送った。角田は23周を走行し、1分17秒415のベストタイムを記録して9位を確保した。これは6位に入ったチームメイトのマックス・フェルスタッペンからわずか0.2秒差だった。フェルスタッペンは再びグリップとバランスの確保に苦戦し、特にミディアムコンパウンドでの走行に難航した。レッドブルは最新のアップグレードパッケージの調整に取り組んでいる。

タイムシート首位には、マクラーレンのランド・ノリスが再びトップに立ち、フェラーリのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルがそれに続いた。オスカー・ピアストリが4位でマクラーレンの好調ぶりを補強し、今週末のチームの勢いが際立つ結果となった。

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アイザック・ハジャーも堅実な走りを見せ、8位で角田をわずか0.02秒上回った。ただし、最後のアタックラップ中に無線でトラフィックへの不満を訴えていた。

角田にとって、状況は引き続き良好だ。そのペースは、予選でクリーンなラップをまとめることができれば、Q3進出が現実的な目標であることを示している。ミドルフィールドがわずかな差で競り合う中、グリッドポジション争いは今シーズン最も接戦の一つとなることが予想される。

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