ラルフ・シューマッハが語る、2026年アウディの行方
通算6勝を挙げた元F1ドライバーのラルフ・シューマッハが、2026年シーズンに向けたアウディの参戦と、ニコ・ヒュルケンベルグの将来性について見解を語った。
1月20日、アウディは今季ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートがステアリングを握るマシンのカラーリングを公開。その場で、CEOのゲルノート・デルナー氏は、「2030年までにタイトル争いに加わる」という野心的な目標を明らかにしている。
この発表を、シューマッハは好意的に受け止めた。ドイツの『Sky Sport』で、彼は次のように語っている。
「新しいレギュレーションが成功への鍵になるかもしれない。アウディは技術に精通したメーカーであり、それだけに非常に面白い存在になる可能性がある。しかも、これは歴史的な挑戦だ。特にドイツのファンにとって、ドイツのチームとドイツ人ドライバーが再びF1に戻ってくるのは、信じられないほど素晴らしいことだ」
では、2001年と2002年に世界選手権4位となった彼の目に、2030年という目標はどのように映っているのだろうか。
「アウディとしては、実際にはもっと早い段階での成功を望んでいるはずだ。ただし、目標は設定しなければならない。私は十分に楽観していいと思っている。新レギュレーションのもとで、誰が正しいアイデアを持っていたのかを見るのは非常に興味深い。初戦では、他のすべてのメーカーも全く異なるクルマを持ち込んでくると聞いている。今は本当に緊張感があり、誰がどの位置にいるのか、誰にもわからない状況だ」
アウディは、経験豊富なヒュルケンベルグと若手のボルトレートという、経験と若さを融合させたドライバーラインアップを選択した。F1で180戦の出走経験を持つシューマッハは、次の点が重要になると指摘する。
「決定的になるのは、完全に新しいクルマと新しいスタイルに、どのドライバーが最も上手く適応できるかだ」
さらに、ドライバー面での不確実性にも言及した。
「ニコ・ヒュルケンベルグは、年齢を重ねた今でもスムーズに順応できるのか。それとも、若いドライバーにとって大きなチャンスになるのか。今回は技術面だけでなく、ドライバーにとってもすべてがゼロからのスタートだ。差は確実に大きくなると思うし、技術的なトラブルによってリタイアが増える可能性も高いだろう」
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