ペレス、オーストラリアGPでのフェラーリの強さに驚く
セルジオ・ペレスは、オーストラリアGPの週末にフェラーリがこれほど強力なパフォーマンスを発揮するとは思っていなかったと認めた。フェラーリは1-2フィニッシュを飾った一方、レッドブルはオーストラリアGPでわずか数ポイントしか獲得できなかった。
カルロス・サインツはレース序盤にポールシッターのマックス・フェルスタッペンを追い抜き、シャルル・ルクレールがチームメイトをバックアップしてフェラーリに1-2フィニッシュをもたらした。一方、ペレスは予選でハースのニコ・ヒュルケンベルグをブロックしたとしてペナルティを受け、グリッド3番手から6番手に降格した後、後方で激しい争いに巻き込まれ、2台のマクラーレンに続く5位が精いっぱいだった。
レース後、ペレスは次のように語った。「僕たちは単にクルマをウィンドウに入れるのに苦労した。最初のスティントではリアが非常に限定されていて、フロントを守ろうとしていたが、やり過ぎた 。」
「その後、2番目と3番目のスティントでは、左フロントのタイヤが摩耗してしまった。そのため、残念ながら理想的ではなく、この点では改善が必要だと思う。」
フェラーリのレースペースでの引き離し能力について聞かれると、彼は次のように付け加えた。「ああ、あれほど強力だとは少し驚いた。 彼らは自分たちのパッケージを最大限に活用することができ、彼らにとってうまく機能した。」
しかしペレスは、今週末はコースの特徴が影響していると考えており、RB20は流れるような鈴鹿サーキットで行われる次戦日本GPでは本来のパフォーマンスを取り戻すことを期待している。
「ラスベガスなどこのようなトラックに行くと、フェラーリは非常に強力だ。」と彼は語った。「我々はフロントのグレイニングに非常に苦しんだので、コースに左右される部分があると思う。だから、鈴鹿に戻れば再びトップに立てることを願っている。」
レッドブルはメルボルンでの苦戦にもかかわらず、コンストラクターズランキングのトップに留まっている。しかし、サインツとルクレールの好成績により、フェラーリとの差はわずか4ポイントに縮まった。
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