フェルスタッペン、レッドブル「好スタート」も接戦を予想
日本グランプリの週末初日に好調なスタートを切ったマックス・フェルスタッペン。
しかし、今年の鈴鹿では最近の圧倒的な優勝とは違い、より激しい戦いになるだろうと考えている。
フェルスタッペンは、高速でフロー重視のこのサーキットで、ここ2年連続でポールポジションと優勝を飾っている。
特に2022年は予選で0.5秒以上の差をつけ、レースでは2位に約20秒の大差をつけて圧勝した。
オーストラリアでのリタイアという苦い経験を乗り越え、フェルスタッペンはドライコンディションだが寒い中行われたFP1で、チームメイトのセルジオ・ペレスとフェラーリのカルロス・サインツにコンマ数秒の差をつけてトップに立ち、自らの意図を示した。
しかし、FP2の直前に雨が降り始めた。
「僕たちにとって良いスタートだったと思う」とフェルスタッペンはマシンから降りた後に語った。「バランスはそれほど悪くなかったから、いつもそれが素晴らしいスタートの方法だと思う。しかし、去年と比べて皆がもう少し近づいてきているようだ」
「もちろん、FP2ではあまり何もできなかった。まだ見るべきこと、試すべきことがいくつかあるが、全体的にFP1には非常に満足している」
比較的小さなギャップに驚いたかと聞かれたフェルスタッペンは、次のように付け加えた。
「まあ、全体的に今年は1周のタイムで見ると、皆が確実に近づいてきていると思う」
「もちろん、ロングランのペースについてはまた見当がつかないが、去年のこのサーキットでのレースほどのギャップにはならないと思う」
ペレスもメルボルンで5位でチェッカーを受けるという不本意な週末から巻き返しを図る中、フェルスタッペンと同様の感触を抱いていた。
「全体的に良いセッションだった」とペレスは語った。「マシンには満足しているし、良い状態に持っていけたと思う。もちろん、FP2に向けていくつか変更を加えたが、残念ながらうまく読めなかった」
「FP1では最善を尽くしたと思う。周りの多くの人と非常に似たような状況だと思うから、より良い判断を下すために明日まで待つことにする」
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