【モナコGP】フェルスタッペン「予選こそが週末のハイライト」─レッドブルに立ちはだかるモナコの壁
2026年F1第6戦モナコGPを前に、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが週末の現実的な見通しを語った。2021年と2023年にモナコGPを制した4度の世界王者だが、今季の状況を踏まえると、同じような結果を期待するのは簡単ではないとの見方を示している。
カナダで今季初表彰台も、依然として課題は残る
前戦のカナダGPで、ようやく今季初表彰台を獲得したフェルスタッペン。しかし、その結果はメルセデスのジョージ・ラッセルがエンジントラブルでリタイアし、マクラーレンのランド・ノリスも戦略面の問題やギアボックス故障に見舞われたことが影響した側面もあった。
レッドブルは依然として上位勢との力関係に課題を抱えており、楽観視できる状況にはない。
さらに、レッドブルのマシンは例年モナコのような市街地コースで重要となる縁石の処理に苦戦する傾向があり、これも週末に向けた懸念材料のひとつとなっている。
モナコで浮上するマシンの弱点
フェルスタッペンは、現在のマシン特性について率直に語った。
「どうなるかは見てみないとわからない。多くの要素にかかっている。だが、モナコは常に驚きをもたらす」
「僕たちのマシンはバンプと縁石が得意ではなく、モンテカルロにはそれが至る所にある。それは事実だ」
ストレートスピードと縁石対応に課題
改善が必要なポイントとして、ストレートスピードや縁石への対応を挙げた。
「すべてをもっと高めたい。グリップ、パワー、ブレーキ効率、タイヤマネジメント。カナダではストレートで十分に速くなかったし、コーナーでも縁石があった。高速コーナーも得意ではないが、モナコにはそれがない」
複数の弱点が残されているものの、高速コーナーが少ないモナコの特性は一定の追い風になると考えているようだ。
勝負の鍵は予選
一方で、2026年型マシンならではのポジティブな要素についても言及した。
「この世代のマシンがモナコでいい点は、車両が軽くなったことで低速域での俊敏性が増したことだ。だが、ドライバビリティは決して楽ではない」
そして、モナコの週末で最も重要な局面については明確な考えを示した。
「ひとつだけ確かなことがある。土曜日の予選が週末のハイライトだ。その時間で、ドライバーたちはマシンからすべてを絞り出さなければならない」
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