ハミルトン、今シーズン予選でラッセルを上回ることに期待せず

メルセデスのルイス・ハミルトンは、モナコでの難しい予選の後、2024年の残りのレースで、ジョージ・ラッセルを予選で上回ることは予想していないと述べた。

ハミルトンは、週末のすべての練習セッションでトップ3に入ったことで、土曜日の予選に向けて良好に見えた。
しかし、予選ではそのペースは消え去ったように見えた。

モナコで新しいフロントウイングを使用したラッセルは、Q3を5番手で終了。
一方、ハミルトンはチームメイトから2つ後ろの7番手だった。

セッション後に、ハミルトンは今年これまでの予選で直面してきた問題について詳しく説明しながら、より高いポジションを確保できなかったことに失望したことを認めた。

「昨日は素晴らしく見えた。このマシンを改善するために本当に一生懸命働いてきた。最初から良い感触で、昨日と今朝は明らかに競争力があった」とハミルトンは語った。

「劇的な変更やそのようなことは何もしていない。チームは、過去2レースでアップグレードをもたらし、今週末もアップグレードをもたらすために、ファクトリーで本当に一生懸命働いた。しかし、僕たちは今新しいパーツを1つしか持っておらず、それをジョージが持っている」

「ジョージにはアップグレードされたパーツがあるから、彼を予選で上回るのは難しいだろうと予想していた」

「僕は何も違うことをしていないし、ラップは本当に素晴らしかったと思う。でも何かが欠けていた」

モンテカルロでメルセデスが示した進歩がシーズンの転換点を示しているかどうかを尋ねられたハミルトンは、次のように答えた。
「僕のチームの観点からは、そうだと思う。何らかの理由で、今週末ははるかに近づいていると間違いなく思った。それを知るのは本当に素晴らしいことだ」

「マシンの感触は素晴らしく、前年よりもはるかに良かった。でもペース的にはまだ遅れているから、ただプッシュし続けなければいけない。アップグレードが増えるにつれて、レースを追うごとにゆっくりと近づいていくだろう」

「特に今年は、ジョージを予選で上回ることは予想していない。ただプッシュし続けるだけだ」

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