ハミルトン、スペインGP決勝でノリスとフェルスタッペンを狙う

メルセデスのルイス・ハミルトンは、スペイングランプリでマクラーレンのランド・ノリスとレッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐ3位のグリッドを獲得した後、再びメルセデスのスタッフを称賛した。

ハミルトンとチームメイトのジョージ・ラッセルは、週末を通じてカタロニア・サーキットで好調を維持し、一連のアップデート後にモナコとカナダで示した競争力のある走りに加えて、さらなる進歩を見せた。

個人的には、今シーズン最初の9レースでラッセルに8-1で予選で負けていたハミルトンにとって、小さな突破口となった。ラッセルは予選で4番手を獲得した。

「トップ3に入れて本当に感謝している」とハミルトンは予選後に述べた。「今年はかなり厳しい年だったが、ファクトリーのみんなが膨大な仕事をしてくれて、ようやくその段階的な進歩が見え始め、前を走るドライバーたちに近づいている」

「必ずしもポールポジションを争えるとは思っていなかったが、時々そこにチャンスがあるように見えて、もしかしたら接近できるかもしれないと思っていた。そこにいられることに感謝している」

メルセデスの進歩について問われ、ハミルトンは「我々は大きな前進を遂げた。それはファクトリーの一人一人の功績だ」と付け加えた。

「デザインを押し進め、できるだけ早くこれらのレースに新しいパーツを持ち込むことを押し進めているすべての人のおかげだ。少しずつ、クルマはレーシングマシンに仕上がっていき、前を走るドライバーたちと戦えるようになるだろう」

レースに向けて、ハミルトンは次のように締めくくった。「ジョージも今日は素晴らしい仕事をした。明日は前の2台にプレッシャーをかけられることを願っている」

ラッセル自身も、チームメイトに速さで負けたにもかかわらず、多くのポジティブな面を取り上げながら、セッションについて同様の評価を下した。

3番手と4番手がメルセデスの進歩の証明かという質問に対して、彼は「ああ、間違いなくそうだ。今や3レース連続でそれを示している」と答えた。

「モナコでは3位まで20ミリ秒差で、それがポディウムになっていただろう。カナダではもちろんポールだった。ここでは、ギャップは我々が期待していたよりも少し大きかったかもしれない。ランドは素晴らしい仕事をしたと思う」

「明日はもっと接近すると予想している。我々は3番手と4番手で、チームとしては土曜日に集団で最高の結果だ。これからが楽しみだよ」

ラッセルは続けて「正直なところ、すべてが可能性を秘めていると思う。バルセロナでは常にタイヤの摩耗が激しく、おそらく2ストップになると思う。しかし、今夜は雨が降る可能性があり、朝にはトラックが少し滑りやすくなるはずだ」

「エキサイティングなレースになると思う。しばらくの間、我々は争いの中にいなかった。もちろん、モントリオールはとても楽しく、レースから多くを学ぶことが出来た。我々に何ができるか見てみよう」

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