ジャック・ドゥーハン、オーストラリアGPで父ミックとデモ走行で共演

ミック・ドゥーハンが5度の500ccタイトルの内、最初のタイトルを獲得してから30年を記念し、2024年のオーストラリアGPに先駆けてメルボルンのアルバート・パーク・サーキットでドゥーハン親子(元オートバイのエース、ミック・ドゥーハンとアルピーヌのリザーブドライバー、ジャック・ドゥーハン)がデモ走行を行う。

ジャックは2000年使用のベネトンF1、父ミックはホンダRCV213で出走

昨年のF2ランキングを3位でフィニッシュし、F1 TVでは解説者としてレギュラー出演しているジャック・ドゥーハンは、今回2000年仕様のベネトンB200 F1マシン(現在のアルピーヌのイギリス拠点であるエンストンで製造されたマシン)をドライブし、父親はMotoGPマシンのホンダRCV213でコースに出る予定だ。

「オーストラリアGPの週末、アルバート・パークで父と一緒にサーキットを走ることになり、とても興奮している。」とジャックは語った。また、「僕がクルマ、父はバイクで一緒にサーキットを走るのは初めてだから、とても特別な瞬間になる。」と続けた。

デモ走行を楽しみにしているジャック・ドゥーハン:アルピーヌ公式サイトより引用

来年こそF1レースでこのサーキットを走りたい

「オーストラリアのファンの前で父の成功を祝うことができる。そして僕にとっては、このような象徴的なサーキットをF1マシンで走るというまたとない機会だ。願わくば来年こそ本物になりたい!それが僕の目標であり、究極の夢の実現に向けて懸命に努力している。」

また、ミック・ドゥーハンは次のように語った。「まず最初に、この素晴らしい機会を与えてくれたオーストラリアGPコーポレーションとF1に感謝している。このようなイベントでバイクに乗ることは、いつも本当に楽しい。」

「1994年に初めてワールドタイトルを獲得してから30年。時が経つのは早いもので、今度は息子と一緒にサーキットに行ける。私はジャックをさらにサポートし続け、F1参戦という目標に向かって努力する彼のキャリアを応援する。また、アルバート・パークで開催されるグランプリの週末、メルボルンの地元ファンの前でショーを披露することを、私たちふたりはとても楽しみにしている。」

ドゥーハン親子によるデモンストレーションラップは、現地時間3月23日(土)9時55分と15時15分、24日(日)13時35分に行われる予定だ。

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