デビッド・クルサード、RBチームのパフォーマンスに落胆

David Coulthard for Channel 4

元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、サウジアラビアGPでのRBのパフォーマンスに不満を表明した。

デビッド・クルサード、RBとダニエル・リカルドに感心せず

クルサードは『チャンネル4』のレース中継で、「RBチームにとっては少し”物足りない”レースだった」とチームの不振を批判。ダニエル・リカルドと角田裕毅の両ドライバーがポイント圏外でフィニッシュしたことを指摘した。

クルサードは、プレシーズンテスト中に設定された期待に応えられなかったRBチームへの失望を表明。彼はリカルドと角田の好調ぶりから、2024年にはチームの競争力が高まるだろうと予想していたのだ。

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レッドブルとの提携があるにもかかわらず、RBチームはこの提携を生かすのに苦労している。角田はグリップ不足とドライビングの難しさを訴え、リカルドは思うような結果を出せず、不必要なドライビングエラーを犯している。

ヘルムート・マルコの評価

既にプレッシャーがかかっているRBのダニエル・リカルド

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコはクルサードの評価に同意し、一方でチームとダニエル・リカルドへのプレッシャーを強めている。

一方でクルサードは、Q3に進出し予選9番手を獲得した角田の印象的な予選パフォーマンスを認めた。ヘルムート・マルコもこれに同意見だ。

「裕毅にとってもダニエルにとっても、今シーズンは多くのことが懸かっている。」

「裕毅の予選パフォーマンスはとても良かったし、リカルドもすぐに何か結果を出さなければいけない。」

「少なくとも裕毅は予選でとてもいい走りを見せたが、彼らはその後どんどん遅れをとってしまう。長期的にスピードを維持することが出来ていない。タイヤに負担をかけすぎているのか、それとも他に原因があるのか、それを突き止める必要がある。」

不本意な2戦の後、RBにはやるべきことがある。クルサードの批判はチームの苦悩と、2024年シーズンに向けて設定された期待に応えるための改善の必要性を反映している。次のチャンスは3月24日にメルボルンで開催されるオーストラリアGPだ。

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