ストロール、「奇妙な」ペナルティに疑問
アストンマーティンのランス・ストロールは、日曜日のマイアミグランプリでスチュワードから科されたペナルティの理由が理解できず、ペナルティを「奇妙」だと判断した。
マイアミグランプリでランス・ストロールは、ピットストップを行ってからわずか数周後にセーフティカーが導入されたため、レース戦略が完全に台無しになった。
そこから、彼は別のレース戦略を始め、ポイント圏内に近づくために中団で戦った。
最終的に13番手でチェッカーフラッグを受けたストロールは、レース後、1コーナーでトラックリミットを超えてウィリアムズのアレックス・アルボンを追い抜いたとして10秒のペナルティを受けた。
ペナルティ適用後、ランス・ストロールは今年の第6戦で公式に17位となった。
レース後、ストロールはこのペナルティを「奇妙」だと評し、特にアレックス・アルボンと戦っていた時にトラックリミットを超えたという感覚がなかったと述べた。
「今日は僕にとって素晴らしいレースではなかった」と、ストロールはマイアミグランプリ後に語った。
「僕たちは早めにピットインしたが、その数周後にセーフティカーが入ったから、大きく得をした」
「それが僕たちの戦略を本当に損なった。そこから、僕はいくつかのクルマをオーバーテイクすることに成功し、13位でフィニッシュラインを越えた。だがその後、アレックス(アルボン)に対する追い越しでペナルティを科されてしまった。後でオンボード映像を見直すが、これは奇妙なペナルティのように思える」
オンボード映像をよく見ると、アストンマーティンのランス・ストロールの4輪が1コーナーでトラックリミットを超えていたことが確認できる。
しかし、コーナーの内側にいたウィリアムズのアレックス・アルボンが文字通りストロールのクルマをトラックリミットの外に追い出したことは注目に値する。
ただ、ポイントがかかっていないので、アストンマーティンがこのペナルティの再考を求める可能性は低いようだ。
実際、ストロールのペナルティが取り消されても、ストロールは13位に戻るだけで、ポイント圏外になる。
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