ノリス、中国での好調はアスファルトのおかげだと分析

ランド・ノリスは、先週末の中国グランプリでのマクラーレンの好調は、F1が上海に到着する直前に再舗装されたサーキットの新しい路面が理由かもしれないと考えている。

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した2024年中国グランプリの前、F1はコロナ禍とそれに伴う数々の渡航制限のため、2019年シーズン以来上海を訪れていなかった。
そのため、今年上海に到着する前、F1チームは5年前に旧世代マシンで走行した磨耗したアスファルト上での最後の中国グランプリのデータしか持っていなかったのだ。

このような状況下で、保有するデータからマクラーレンは上海で今季最悪の週末になると予想していたが、再舗装されたコースではMCL38が好調で、ランド・ノリスは1ストップの積極的な戦略を選択し、レースを2位で終えることが出来た。

苦戦を予想していたチームがなぜそれほど快適だったのかについて、何が変わったと思うかと尋ねられたランド・ノリスは次のように答えた。
「このコースは(2019年と比べて)かなり異なり、舗装路はかなりトリッキーだ」

「それが、旧路面よりも僕たちにとってプラスに働いたのかもしれない。旧路面だともっと苦労していただろうね。つまり、些細なことで、僕たちは何か変わったわけではない」

「(週末前に)どのあたりでレースを終えると思っていたかについては正直に語ったよ。週末を始める前に、強くなると分かっていたら、そう言っていたと思う」

「だから、あまり楽観的ではない。1年を通してレッドブルの後ろ、フェラーリの後ろにいて、突然彼らの前に出る理由はなかった」

中国グランプリを終えて、マクラーレンはメルセデスに44ポイント差をつけ、依然としてコンストラクターズランキング3位につけている。

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