ルクレール、パッケージを最大限に活かす必要があると語る

シャルル・ルクレールは、今週末のスペインでフェラーリがSF-24に導入したエアロダイナミクスの改良が魔法のような効果をもたらすわけではなく、パッケージ全体を最大限に活用することが何よりも重要だと強調した。

今週末のバルセロナで、フェラーリは当初の予定より数レース早くSF-24に複数のアップグレードを導入することに成功。これらの新機能には、新しいリアウイング、新しいエンジンカバー、新しいフロアが含まれている。

カナダグランプリでダブルリタイアという、フェラーリとして最悪の週末があった後、バルセロナで自信があるかどうか尋ねられたシャルル・ルクレールは、アップグレードがこのトラックですべてを解決するわけではないと強調した。

「レース結果を別にしても、モントリオールでの全体的なパフォーマンスは僕たちが望むレベルではなかった」と、ルクレールは木曜日にバルセロナで述べた。

「ファクトリーでは全員が信じられないほどの仕事をし、シーズン後半に導入予定だったアップグレードの一部を導入することができた。これらをテストするには、ここは良いトラックだ。そして、もしこれらが少しでも効果をもたらすなら、トップチーム間の接近した状況を考えると、アドバンテージになる可能性がある」

しかし、ルクレールは、アップグレード以上に重要なのは、今週末のスペインでSF-24のパッケージを最適化し、最大限のパフォーマンスを引き出すことだと考えている。

「パフォーマンスは多くの要因に依存する。金曜日のフリープラクティスから良いスタートを切り、最適なセットアップを見つけ、細部を詰める必要がある」と彼は強調した。

「実際、常に言っているように、エアロダイナミクスのアップグレードと同じくらい価値のある、我々が持っているパッケージを最大限に活用することが重要だ。SF-24を最大限に活用するのは僕たち次第だよ」

スペイングランプリを前に、フェラーリはコンストラクターズランキングで2位につけており、トップのレッドブルに49ポイント差をつけられている。

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