フェルスタッペン「氷の上をドライブしているようだ」

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レッドブルのマックス・フェルスタッペンは中国グランプリのスプリント予選最終セッションで、滑りやすい路面コンディションに苦戦し、何度もコースオフを喫した末に4番手でセッションを終えた。

フェルスタッペンはSQ2でトップタイムを記録し、SQ3に臨んだ。
しかし、降り始めた雨はスプリント予選の最後の8分間でさらに強くなり、フェルスタッペンは湿った上海インターナショナル・サーキットでコースアウトするドライバーのひとりとなった。

コースリミットを超えたとしてラップタイムがいくつか抹消されたフェルスタッペンは、最終的に4番手でセッションを終えた。

「信じられないほど滑りやすかった。だからクルマをコース上にとどめるのがとても難しかったし、まるで氷の上をドライビングしているような感じだったよ」

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「だから予選の順位は当然だと思う。ドライではかなりいい感じだったけれど、ウェットでは僕には合わなかったんだ」

予選は厳しい結果に終わったが、フェルスタッペンは土曜日のスプリントで4番手スタートとなる。
100kmのレースでチャンスはあると思うかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように答えた。
「そうだね。イン側からスタートするのは理想的ではないね」

「もちろん、スプリントでは1セットのタイヤでかなり長いスティントを走ることになるだろうけど、それはそれで面白い」

一方チームメイトのセルジオ・ペレスは、SQ1でフェルスタッペンからペースを奪い、スプリント予選の序盤は強さを見せていた。
しかし、コンディションが変化するにつれて苦戦を強いられ、この日は6番手に終わった。

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SQ3を振り返ってペレスは次のように語った。
「最初はいい感じだったんだけど、最終コーナーが上手くいかなかったんだ。最終コーナーを抜けるのはとても難しかった」

序盤はRB20を快適に操っていたペレスは、2024年シーズン最初のスプリントで何を成し遂げられるか、いまだ期待を抱いている。

「僕たちはいいところにいると思う。どんなコンディションでも、これから競争力を発揮できるはずだ」

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