ストロール、リカルドとの接触について弁明
アストンマーティンのランス・ストロールは、中国グランプリで特に先頭集団のドライバーが急ブレーキをかけたため、RBのダニエル・リカルドとの接触を避けることができなかったと考えている。
日曜日に行われた中国グランプリ決勝レースで、ストロールは11番手からスタート。
バルテリ・ボッタスのメカニカルトラブルによるリタイアを受けてセーフティカーが入り、解除される前にRBのダニエル・リカルドに後ろから衝突した。
ストロールのマシンのノーズがリカルドのマシンのディフューザーに衝突。
リカルドはリアタイヤが宙に浮いた状態になった。
リカルドはなんとかレースを続けたが、数周後、フロアとディフューザーのダメージが大きすぎるため、チームからピットインしてリタイアするよう指示された。
この衝突の責任を問われたランス・ストロールは、10秒のペナルティとスーパーライセンスに2ポイントのペナルティポイントを科された。
衝突後にフロントウィングを交換するためにピットインを余儀なくされたストロールは、最終的に中国グランプリのフィニッシュラインを15位で通過。ポイント圏外となった。
レース終了後にストロールは、先頭集団の1人のドライバーが突然ブレーキをかけたため、連鎖反応が起こって完全に不意を突かれ、接触を避けることができなかったと主張した。
「ダニエル(リカルド)との接触を避けるのに十分な時間がなかった」
「ペナルティを受けたのは悔しいが、このインシデントは先頭集団の誰かが急ブレーキをかけたことが原因だった」とストロールは強調。
「フロントウィングを交換した後、最後尾になり、これは事実上レースが終了したことを意味していた」
アストンマーティンのマネジメント側では、チーム代表のマイク・クラックは当然ながら自身のチームのドライバーを擁護した。
マイク・クラックも前方の車が引き起こした連鎖反応だったと考えているようだ。
「ランスの堅実なレースは、セーフティカー下でのインシデントで台無しになってしまった。何が起こったのかを完全に分析する必要があるが、これは前を走っていた車によって引き起こされた連鎖反応だ」
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