ストロール、サウジアラビアGPでのクラッシュの原因について語る

アストンマーティンのランス・ストロールは、サウジアラビアGP序盤でのクラッシュは”ミス”であったことを認めた。

10番グリッドからスタートしたストロールは、ジェッダ・コーニッシュ・サーキットでのレースが始まるにつれて順位を上げ、1周目には角田裕毅をオーバーテイクして9番手に浮上した。

しかし6周目のターン23でウォールに接触し、バリアに激突。このアクシデントで彼に怪我はなかったものの、ストロールは即座にリタイアとなり、アルピーヌのピエール・ガスリーと並び、サウジアラビアGP2人目のリタイアドライバーのひとりとなった。

アストンマーティンのランス・ストロール:アストンマーティン公式サイトより引用

事故の原因について、ストロールはこう説明した。「ターン22で左イン側に接触してしまったんだ。ミスしてしまった。」

そして、3月22~24日に開催されるオーストラリアGPを前に小休止を挟み、ストロールは「リセットしてオーストラリアに行く」つもりだと付け加えた。

ストロールはこの後、さらに週末を振り返り、次のように語った。 「いい週末を締めくくるには残念な形になってしまった。序盤はすごくハードにプッシュしていたんだけど、周りのマシンのほうが断然速かったし、タイヤはすでに苦しくなっていた。ギャップを作ろうとして、ウォールに接触してしまったんだ。」

「チームは両レースでポイントを獲得したし、マシンにはもっとペースがあると感じている。オーストラリアは大好きなコースだし、大好きな国だから、また勢いを取り戻すことができると確信している。」


ストロールがジェッダでのレースをリタイアで終えたことで、チームメイトのフェルナンド・アロンソがアストンマーティンの唯一の完走者となった。アロンソは5位でレースを終え、チームのポイント獲得数を13に伸ばした。

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