ピーター・バイエル、角田とリカルドのパフォーマンスに満足

Visa Cash App RBのCEOであるピーター・バイエルは、現在のドライバー2人に大変満足しており、ドライバーの将来に関する議論よりもコンストラクターズチャンピオンシップに注力していると強調した。

ダニエル・リカルドと角田裕毅は、VCARBとの契約が最終年を迎えている。
また2025年に向けて、グリッド上の様々なチームで多くのシートがまだ埋まっていない状況だ。
ドライバーの将来についての議論が始まっているかどうかを尋ねられたピーター・バイエルは次のように答えた。
「現在、我々は2人のドライバーを擁しており、両者ともに良いパフォーマンスを発揮してくれている」

「我々は2025年の状況についてあまり議論していない。焦点は、トラックとサマーブレイクまでの次のレースに当てられている」

「我々は2人のドライバーに大変満足している。正直なところ、我々は、『もしかしたら』や『いつか』という議論に時間を費やしていない。我々には非常に強力な2人がいる。また、優秀なリザーブドライバー（リアム・ローソン）もいる。F2、F3からも素晴らしい才能が出てきている」

「現時点では、パフォーマンスに集中することが最も重要であり、ドライバー間の議論よりも、我々の前にいるアストンマーティンに焦点を当てている」

モナコグランプリを前に、角田は今シーズンこれまでにチームの20ポイントのうち15ポイントを獲得しており、昨年から著しい進歩を遂げている。
角田のパフォーマンスについての見解を尋ねたところ、バイエルは次のように答えた。
「彼は大きな前進を遂げたと思う」

「それは彼の身体的な部分だけでなく、精神的な準備にも関係していると言える。1つの例としては、無線で悪態をつくたびに、それが1/10秒のロスになることを理解したということだ。そのため、彼は自制している」

「彼は、特にエンジニアとのフィードバックにおいて、非常にプロフェッショナルな仕事ぶりを見せている。そして、確かに大きな前進を遂げた」

VCARBが来年も角田裕毅を残したいと考えているかどうかについて、ピーター・バイエルの答えは明確なものだった。
「ああ、そう思っている」

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