バスール、オーストリアでフェラーリが能力を出すことを望む
前回のバルセロナで2台のドライバーが5位と6位でフィニッシュし、フェラーリにとって結果が芳しくなかったスペイングランプリの後、チームの代表フレデリック・バスールは、今週末のオーストリアでより競争力のあるフェラーリを見たいと願っている。
バルセロナでは、フェラーリがSF-24にアップグレードを導入し、フレデリック・バスールによるとこれらは予定通りに機能した。しかし、バスールが指摘するように、ライバルたちも進歩を遂げており、これはフェラーリが達成した前進が、ある意味で相殺されたことを意味する。
「スペインで導入されたアップグレードは予定通りに機能したが、他のチームもただ傍観していたわけではないことは明らかで、現時点ではコンマ3秒以内に4台がひしめいている」とバスールはオーストリアグランプリを前に語った。
オーストリアは、わずか10のコーナーで構成される非常に短いレッドブル・リンクのレイアウトにより、チーム間の差がさらに縮まる可能性がある。予選のラップタイムは1分04秒(2023年)で完了する。
「今度はオーストリアだ。1周に1分強しかかからないサーキットなので、前述の差がさらに縮まる可能性がある」とバスールは付け加えた。
「レッドブル・リンクでは細かな点が違いを生むので、私たちは完全に自分たちに集中する」
「今週末はスプリント形式も復活するので、予選前にフリー走行が1時間しかないため、マラネロでの作業がさらに重要になる」
「チーム全員が、ドライバーも含めて、最高の状態でなければならない。チャンスを逃さないようにするためだ」
「これは、特に強力なライバルに直面する予選にも当てはまるが、レースの進め方にも当てはまる。オーストリアでは私たちがギアを上げるのを見たい」とバスールは強調した。
オーストリアグランプリを前に、フェラーリはコンストラクターズランキングで2位につけており、今週末シュピールベルクでホームレースを迎えるトップのレッドブルに60ポイント差をつけられている。
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