レッドブル、2025年F1マシン開発戦略を明かす

マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが今シーズン直面している困難にもかかわらず、来シーズンのレッドブルのマシンはRB20の単なる「進化版」に過ぎないとホーナーは断言している。

シーズン序盤はライバルを大きく上回るマシンでスタートしたレッドブルだが、ライバルたちがトラック上で同レベルまで追いつき、さらにスペイングランプリ以来、つまり6月以降、勝利を奪われる状況となっている。

マクラーレンがリードするコンストラクターズランキングは今や獲得が難しくなっており、マックス・フェルスタッペンもドライバーズランキング争いでランド・ノリスに52ポイント差まで迫られ、残り6レースとなっている。

しかし、この順位の後退にもかかわらず、予算上限に関連する財政的制約と2026年の新規則導入により、来年の大幅な変更は予定されていない。

2025年のマシンは「今年のマシンの進化版」

クリスチャン・ホーナーは、2024年に学んだ情報が2025年のマシン開発に役立つと述べ、大きな変更は予定されていないことを明かした。

「あまり先のことは考えられない」とホーナーはMotorsport.comに語った。「F1では、長期とは約2ヶ月半のことで、基本的に今年学んだことが来年に関連する」

「したがって、来年のマシンは今年のマシンの進化版になる。つまり、昨年のマシンの多くの部品が今年も引き継がれている。コスト上限の仕組み上、大幅な性能向上がない限り、（変更する）意味がないからだ」

したがって、レッドブルは2025年に両チャンピオンシップを争えるマシンをドライバーに提供するため、RB20を基に解決策を見出す必要がある。

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