ペレス、今シーズン限りで解雇か？現実的な後任候補は？
セルジオ・ペレスは、アブダビでのシーズン最終戦後にレッドブルを去る可能性が高いようだ。一方、フランコ・コラピントの選択肢はレッドブル内では現在、現実的ではないという。
フランコ・コラピントは、ウィリアムズでのローガン・サージェントの代役として注目すべきパフォーマンスを見せ、レッドブルの関心を引いた。しかし、ブラジルとラスベガスでの致命的なミスにより、レッドブルの経営陣に疑問が生じ、コラピントをセルジオ・ペレスの後任またはVisa Cash App RB（VCARB）のドライバーとして検討する可能性は遠のいた。
クリスチャン・ホーナーは、カタールグランプリ後、コラピントについて「彼が将来のF1シートを獲得しようとしている才能ある若者であることは確かだ」と述べた。
「ジュニアチームには才能の大きな貯水池があり、フランコ（コラピント）が将来グリッドに入ることを確信している。常にすべてのチームの市場に目を光らせる必要があるが、ジュニアプログラムには強さと深さがある」と彼は付け加えた。
ペレスの2024年のシーズンは彼に有利には働いていない。カタールでは、スプリント予選に失敗し、スプリントレースのスタートを逃し、メインレースでリタイアした。現在、ペレスはチームメイトのマックス・フェルスタッペンから277ポイント遅れている。これは大きな差だ。
PlanetF1によると、ペレスがレッドブルから解雇されれば、リアム・ローソンと角田裕毅が2025年のレッドブル・レーシングのシートを巡る主な候補として浮上している。
両者のいずれかがレッドブルに昇格した場合、レッドブルのF2の有望株であるアイザック・ハジャーがVCARBに加入する可能性がある。
ホーナーは「アイザック（ハジャー）が現在F2で良いパフォーマンスを見せているのは喜ばしいことだ」と述べ、「最後のアブダビ戦前にドライバー間で半ポイントの差があり、リアム（ローソン）と裕毅（角田）はカタール戦でリズムの面で非常に近かった。そのため、十分な数のドライバーを擁している」と締めくくった。
ハジャーは、アブダビでは忙しい週末を過ごすことになる。フェルスタッペンのクルマで1回目のフリープラクティス（FP1）に参加し、さらに2024年F2チャンピオンをめぐってガブリエル・ボルトレートと戦うことになっている。
【関連記事】
- ボウルズ、レッドブルのコラピントへの関心を認める – Shiga Sports
- ペレス、予選の惨敗をルクレールのせいにする – Shiga Sports
- ホーナー、来年のメルボルンでペレスを解雇する可能性を示唆 – Shiga Sports
- 角田、ペレス後任として自身の名前が挙がらないことに疑問 – Shiga Sports
- マルコ、直前のドライバー交代の可能性を否定せず – Shiga Sports
