フェラーリ、サインツ復帰の可能性を否定せず

フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、今シーズン後の契約更新がなかったにもかかわらず、カルロス・サインツの将来的なフェラーリ復帰の可能性を排除していない。

カルロス・サインツは、2024年シーズンの最初のグランプリ以前に2025年のフェラーリ継続契約がないことを知るという特異な年を過ごした。

実際、フェラーリは、来シーズンからルイス・ハミルトンをシャルル・ルクレールと並べて起用することを決定した。

2025年にフェラーリから契約を外されたサインツは、他のトップチームに移籍することを望んでいたが、結果としてそれは叶わなかった。

サインツは最終的に2025年にウィリアムズに加入することを決定。公式には、サインツはウィリアムズと2シーズンの契約を結び、さらに延長するオプションもある。

バスール「将来的に、彼の扉は確実に開かれている」

2025年にサインツを維持する代わりにハミルトンを採用することを選んだバスールは、将来的にサインツのフェラーリへの復帰を排除していない。

「将来的に、彼のための扉は確実に開かれている」とバスールはDAZNに語った。「これについては何度も話してきた。この業界は非常に狭く、チームはたった10、トップドライバーはたった6〜7人しかいない。将来何が起こるかわからない」

「もちろん、カルロス（サインツ）自身も、私も、それぞれのプロジェクトに集中しなければならない。しかし、2027年、2028年、2029年に何が起こるかはわからない」

サインツは2021年から2024年までフェラーリで4シーズンを過ごし、その間に自身のF1初優勝となる4つのグランプリを制覇した。ウィリアムズへ移籍する前に、サインツは今シーズン、290ポイントでドライバーズランキング5位を獲得した。

【関連記事】