マルコ、ハミルトンの活躍を予想もフェルスタッペンが最強と断言
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レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコが、フェラーリに移籍したルイス・ハミルトンについて興味深い見解を示した。ハミルトンの2025年のタイトル争いの可能性を認めつつも、マックス・フェルスタッペンが依然として「最高のドライバー」であると強調した。
ハミルトンのフェラーリ移籍は、F1界で大きな話題を呼んでいる。多くの専門家が2025年のタイトル争いの主役として彼の名前を挙げている。
昨シーズン、フェラーリはコンストラクターズチャンピオンシップでマクラーレンと最後まで激しい争いを展開。新車開発で躓きがなければ、今季も最前線での戦いが期待される。
水曜日朝にフィオラノ・サーキットで2025年型マシンSF-25が公開された後、マルコ氏はOE24とのインタビューで「プレシーズンテスト後にフェラーリの真の実力が分かるだろう」と語り、「マックス(フェルスタッペン)が間違いなく最高のドライバーである」と付け加えた。
一部では、ハミルトンの年齢を考慮し、フェラーリ移籍のタイミングが遅すぎるのではないかという指摘もある。しかし、マルコはそうは考えていない。通算105勝を誇るドライバーが十分なモチベーションと自信を持ち、フェラーリでの適応が順調であれば、2021年の絶頂期の実力を取り戻せると確信しているという。
「よく見ていてほしい」とマルコは語る。「ルイス(ハミルトン)が本気を出せば、2021年の時のような走りを見せることができるはずだ。あの時の彼の復活ぶりは本当に印象的だった」
さらに「ただし、フェラーリのマシンが競争力を持っていることが前提だ。そして、彼は予選でいい結果を出さなければならない」と続け、「シャルル(ルクレール)に予選で0.2-0.3秒差をつけられれば、レースでその差を取り戻す必要がある。それはタイヤにとって大きな負担となる」とマルコは分析を締めくくった。
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