ストロール、フェルスタッペンの妨害行為の調査を要求

lance stroll miami
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アストンマーティンのランス・ストロールは、スプリント予選(SQ1)での敗退後、マックス・フェルスタッペンの走行に対して強い不満を表明し、スチュワードによる調査を求めた。

問題のシーンはSQ1の終了間際、ストロールが最終アタックラップに入った際に発生。ターン16への進入時、フェルスタッペンがレーシングライン上を走行したまま譲らなかったことで、ストロールはイン側でブレーキを強いられ、タイムを失ったと主張している。

max verstappen miami

「ラップ全体を通して混雑していたけど、特に最終コーナーでフェルスタッペンがコース中央に完全に居座っていたのは問題だった。あの瞬間、僕はタイムを失った」とストロールは予選後、F1公式チャンネルに語った。

このラップで記録した1分29秒028は、予選通過ラインからわずか0.114秒遅れ。ストロールはフェルスタッペンの行為がなければSQ1を通過できていたと確信しており、「スチュワードがこれを調査してくれることを願っている。全員がこんな風にレーシングライン上で妨害するようになれば、公平な予選は成り立たない」と語った。

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しかし、現時点でスチュワードはこの件について正式な調査を発表していない。一方で、フェルスタッペンは別のインシデントである、スプリント予選第3ラウンド(SQ3)中のデルタタイムに関する違反の疑いに関して召喚されており、最終的に無罪と判断されている。なお、同様の違反が疑われたサインツ、ラッセル、アルボン、ローソン、ボルトレトの5名もいずれも処分を免れている。

一方、別件では、フリー走行中にランド・ノリスの走行を妨害したとして、アルピーヌのエステバン・オコンに公式警告が科され、戦略的判断が問題視されたハースには7,500ユーロの罰金が言い渡された。

対照的に、アストンマーティンのチームメイトであるフェルナンド・アロンソは、1分28秒455のラップタイムでSQ1を突破。スプリント予選の最終ラウンドまで進出し、最終的にグリッド10番手を確保した。ストロールとは対照的な結果を残しており、チーム内でも明暗が分かれる形となった。

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