【スペインGP】角田裕毅, 日本人最多出走記録に並ぶ-木曜日のコメントを紹介

yuki tsunoda spain
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2025年F1スペインGPの木曜日メディアでーに登場したレッドブルF1の角田裕毅。前戦のイモラで自身95戦目のグランプリを走り抜けた角田は、次戦スペインGPで“ベースチームでの最多出走”という日本人記録を打ち立てることになる。以下はコメントの全容である。

Q. 前回のモナコGPで日本人最多出走タイとなる95戦に並びましたが、今回ついにそれを超えて新記録となりました。どのようなお気持ちですか?

「全く考えたことがないですね。特に何もないです、正直。本当に。振り返って長かったかと聞かれれば、長くもあり、短くも感じた。でも最終的には短く感じた気がする。その中で短く感じるということは、長く感じたときもあったということだし、それは壁にぶつかったり苦戦したり、いろんなことを経てきたから。いいキャリアだと思う」

Q. 印象に残っているレースを挙げるとすれば?

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「ベストとかワーストに関係なく、アブダビの4位、あとは予選3位を取ったとき、ブラジルの3位とかかな」

Q. 同郷である片山右京さんとの交流はありましたか?

「あまりない。右京さんが相模原で講演をしていたのを、親と一緒に小さい頃に見に行ったことがあるくらいで。直接アドバイスをもらったことはないですね」

Q. デビュー当時、ハミルトンのように長く戦えるドライバーを目指したいと話していましたが、アロンソは40歳を超えても元気に走っていますし、佐藤琢磨さんもインディーで活躍しています。将来の夢や目標はありますか?

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「特に何歳までやりたいという明確な目標はない。今は本当に今のことしか考えていない。バルセロナでどれだけパフォーマンスを出して、良い順位で終われるか、それだけだ。将来の目標もそこから決まっていくと思うし、今はレッドブルで最大限のパフォーマンスを出し切ることだけを考えている」

Q. 現役の世界チャンピオンであるフェルスタッペン選手とチームメイトとして6戦戦ってみて、どのように感じていますか?

「やっぱりコンスタントですね。毎回しっかりマシンのポテンシャルを引き出してくる。そのレベルに自分が達しているかといえば、まだだね。レッドブルのマシンでは、自然に100%出し切れる感覚に達してい。Bチーム時代は、どんな状況でもだいたい100%出し切れていたんだけどね。9年間同じチームにいるフェルスタッペンと比べると、自分はまだまだだし、まずはクルマを完全に理解して、自分が納得いく走りができるようにならないと勝てるわけがない。そこを目指している」

Q. 今回のグランプリから新しいフロントウイングが導入されたと聞きましたが、何かフィードバックはありますか?

「まだ特にない。一旦走ってみて、どうなるかだね。どのチームが影響を受けるかもまだ分かっていないので、様子を見ているところ」

Q. 自分自身に対する自信というのは、デビューから変わらず持ち続けてきたのでしょうか?

「もちろん、アップダウンはあるよ。でもベースとしての自信、才能に対する自信は全く揺るがない。それが強みでもある。ただ、たまにその自信が強すぎて、甘く考えてしまうこともあるけど…自信はずっと持っている」

Q. これまでの5年間で、さまざまな人から影響を受けたと思いますが、特に印象に残っている人は?

「たくさんいる。マルコさん、山本さん、ダニエル(リカルド)、フランツ(トスト)。特にフランツさんは大きかった。今でも毎週『頑張って』とメッセージをくれる、支えになっている。クラッシュのあとに何か言ってきたか?いや、そういうことにはあえて触れないんだ」

Q. チームメイトから学んだことについては?

「リカルドが一番大きい。チーム内の冷静さやメンタリティという点で、すごく影響を受けた。あまりチームメイトから学ぶことってなかったんですけど、彼は例外だった」

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