【ベルギーGP】マクラーレンF1、ルーキーのピアストリ、F1キャリアで初のラップリーダーを達成

マクラーレンのルーキー、オスカー・ピアストリは、土曜日のスパ・フランコルシャンでのスプリントで自身初のF1のラップをリードした後、急成長するキャリアの中で、もう一つの画期的な瞬間を受け止める時間をとった。

にわか雨により開始が遅れたため、最終的にドライバーたちはセーフティカーの後ろをフルウェットタイヤで出発したが、数回のフォーメーションラップを経てアクションが開始されたとき、路面が乾燥していたために戦略的ジレンマが生じた。

ポールシッターのマックス・フェルスタッペンは最初の周回でウェットタイヤで走行を続けている間、ピアストリは一列の車両を引き連れてピットインし、インターミディエイトタイヤに交換した。ピアストリは次の周回で、フェルスタッペンがピットインした際に先頭に立った。

スプリントが落ち着き、フェルナンド・アロンソの事故によるセーフティカー期間の直後、ピアストリはフェルスタッペンのオーバーテイクを受けて2位に降格したが、彼はこのことから多くのことを経験できた。

レース後、ピアストリは「かなり満足だ」と語った。「最善は尽くせた。セーフティカーが入ったときにボックス入りして、数周リードしたが、マックスには敵わなかった。」

「2番手に上がれたのはとてもいい。マックスを除けば、ペースは本当に強かったと思う。改めてチームの功績を称えたい。ここ 3 週間の週末は、これまでに比べてかなり特別なものだったので、マシンに対するチームの努力には感謝してもしきれない。」

「頂点に立つために、まだやるべきことが残っているが、そこに上がれるのは喜ばしいことだ。最初のラップをリードできた日を忘れない。」

ウエット・インターミディエイトのスプリットと、フェルスタッペンがケンメルストレートでリードを取り戻した時の話をして、彼はこう付け加えた。「セーフティカーは私に有利になるだろうと思った。フェルスタッペンを後ろに留めるための周回数が減るということだ。」

「ターン1から出たところを見た…いいリスタートをできた気がする。オールージュの頂上で、彼はすでに僕の前にいた。ストレートで彼を後ろに留め続けることができなかった。」

「でも、ポイントを獲得できてとても満足だ。（F1の）レースでトップ3に入賞するのは初めてなので、明日の決勝は楽しんで良い走行ができることを願っている。」

ピアストリは日曜日のメイングランプリを5番グリッドからスタートする予定で、ギアボックスペナルティで1番手から6番手に落ちたフェルスタッペンが彼の後ろに並ぶが、チームメイトであるランド・ノリスもスプリントで６位入りを果たし、マクラーレンのポイントを増やした。