角田、カタールに向けてフェルスタッペンのサポートを表明
カタールGPを前に、レッドブルの角田裕毅はチームメイトであるマックス・フェルスタッペンのチャンピオンシップをサポートすると表明した。カタールGPで角田は自身にとっても、チームにとっても重要な局面を迎えることとなる。ここ数戦で、チームのミスでポイント獲得の機会を失っている。
ブラジルGPではペナルティの消化中にチームスタッフがマシンに触れてしまい、ペナルティを消化できない結果となった。さらに、ラスベガスでは予選のQ1でチームがタイヤの内圧ミスを犯し、19番手からレースを始めることとなった。
そんな角田は、2026年のシートがまだ確定しておらず、自身にとって非常に重要な局面を迎えている。しかし、このタイミングでチームメイトのマックス・フェルスタッペンがチャンピオンシップ争いに復帰したのだ。チームの最優先事項はフェルスタッペンの優勝である。角田はカタールに向けて自身のレースを纏めて、フェルスタッペンをサポートすると意気込みを語った。
「カタールに向かうにあたって、少し運があればもっと良い週末にできると分かっている。状況がきちんと噛み合えば、チームにふさわしい結果をもたらすだけのペースとパフォーマンスをマシンから引き出せると信じている。スプリント形式はコンストラクターズ争いにとって重要なポイントを得られる一方で、短時間でマシンを正しいウインドウに入れる難しさもある。オースティンではスプリント形式が本当にうまくハマったので、今回も同じように、そしてその後の予選と決勝でも強い結果につなげたい。そのためにはチーム全員が協力する必要がある」
「マックスは本当にタイトル争いに戻ってきたし、僕はできる限りその戦いをサポートしていく」
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