マクラーレンとマスターカード、2026年に新ファン企画「チーム・プライスレス」を始動
マクラーレンF1チームとマスターカードは、2026年シーズンを通じてファンにチームの舞台裏への特別アクセスを提供する新プログラム「チーム・プライスレス」を発表した。マスターカードが同年よりマクラーレンの公式ネーミングパートナーとなることを受け、両者の協業を象徴する初のグローバル・ファン・イニシアチブとなる。
同プログラムはメルボルンを皮切りに、マイアミ、イギリス、メキシコシティ、アブダビの5都市で展開。各開催地で4名のファンを招待し、新設の「プライスレス・シート」体験やランド・ノリス、オスカー・ピアストリとのミート&グリート、チームスタッフとの交流など、通常はアクセスできない独占コンテンツが提供される。
北米エリアでは12月12日〜23日の期間、priceless.com/TeamMiamiでマイアミラウンドの応募を受け付ける(※)。その他の開催地の応募情報は順次公開され、参加希望者はpriceless.com/TeamPricelessで登録が可能。
マクラーレン・レーシングの最高マーケティング責任者(CMO)ルイーズ・マキューン氏は、「マクラーレン・レーシングはファン第一のチームだ。マスターカードと提携し、チームとレースの全容へ前例のないアクセスを提供できることに非常に興奮している。この取り組みは、世界中のサポーターにレースウィークエンドの裏側を目の当たりにし、これまで以上にマクラーレンに近づく機会を提供するものだ」とコメント。
マスターカードのシニアフェロー、ラジャ・ラジャマンナー氏も、「私たちは長年、体験こそが人々を互いに、そして最も大切に思うものへと近づけると信じてきた。チーム・プライスレスはまさにその具現化であり、マクラーレンとそのグローバルコミュニティへの扉を開くことで、一生に一度の瞬間を創出する」と述べている。
なお、プログラムを率いる2名のキャプテンは、来年2月のバーレーンテスト期間中に発表される予定だ。
(※応募条件など詳細は公式サイトを参照)
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