ピアストリ、率直なシーズン総括「素晴らしくもあり、厳しくもあった1年」
オスカー・ピアストリは今季、長い間ドライバーズ選手権の首位に立ちながらも、最終的にはランキング3位でシーズンを終えた。クリスマスに合わせてファンへ向けたメッセージの中で、マクラーレンの若きドライバーは2025年シーズンを振り返った。
ピアストリはF1参戦3年目となる今季、力強いスタートを切り、ワールドチャンピオン獲得への期待を大きく膨らませていた。しかし、中盤以降は平均的なレースが続き、いくつかの場面では不運にも見舞われた。その結果、メキシコGPを境に選手権首位の座をチームメイトのランド・ノリスに明け渡すこととなった。
その後、ピアストリはマックス・フェルスタッペンにも逆転を許し、最終的には新王者ノリス、そしてレッドブル・レーシングの4度の世界王者フェルスタッペンに次ぐ総合3位でシーズンを終えた。24歳のオーストラリア人にとって、決して簡単に受け入れられる結果ではなかった。
そんな中、ピアストリはSNSを通じて公開したクリスマスメッセージで、率直な心境を明かしている。
「明らかに素晴らしいシーズンだったけれど、同時にとても厳しい一年でもあった。多くの教訓を学ぶことができたし、そのすべてを将来に生かしていきたい。これからがとても楽しみだ」
また、今季を通じて支え続けてくれたファンへの感謝も忘れなかった。
「これから起こることが楽しみである一方で、今は自宅に戻ってゆっくりできることを嬉しく思っている」
初タイトルには届かなかったものの、確かな成長と経験を手にしたピアストリ。その視線はすでに、次なるシーズンへと向けられている。
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