アロンソ、息子の誕生で現役続行を決意「レースする姿を見せたい」
フェルナンド・アロンソが父親になった。その新たな役割は引退を促すどころか、むしろ現役続行への思いを強めているようだ。
44歳のアロンソは、429戦・23シーズンというF1史上屈指のキャリアを誇る。しかし2013年以来グランプリ勝利から遠ざかっており、2026年のアストンマーティンでの苦戦はキャリアの中でも厳しい時期のひとつとなっている。一方で、日本GP前には息子が誕生し、「このまま近いうちにF1を去るのでは」と見る向きもあった。
マイアミGPで将来について問われたアロンソは、「すべての選択肢に対してオープンだ。おそらく夏休み後にチームと話し合い、決断を下すことになるだろう」と語った。

父親になったことでキャリア観に変化があったかと尋ねられると、率直にこう答えた。
「そのことについてはいろいろと考えた。正直、人生の見方は変わる」
ただ、その変化は多くの人が想像する方向とは逆だったという。
「息子がレースをする私の姿を見られるように、走り続けたいんだ。ただ、彼がそれを理解できるようになるには、まだ数年かかるだろう。だからといって、4〜5年も走りたいとは思っていない」と笑顔を見せた。
さらに、こんな思いも明かしている。
「あと1〜2年走れば、息子も何かしら記憶に残るかもしれない。パドックで起きていることも少しは理解できるようになるだろう。息子がパドックに来たり、マシンに座ったりできるようになるまで走り続けたい。それはきっと一生忘れられない瞬間になる」
最終的な決断は夏休み後まで持ち越される見込みだが、アロンソの言葉からは、少なくとも2027年まで現役を続けたいという強い思いが感じられる。
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