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サインツ、“幸運のユニコーン”を贈った少女とついに対面

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Carlos Sainz Williams Baku サインツ、“幸運のユニコーン”を贈った少女とついに対面

ウィリアムズのカルロス・サインツが、2025年シーズンを通じてヘルメットを飾り続けた“幸運のユニコーン”ステッカーの生みの親、7歳の少女・テアとついに直接対面を果たした。チームがその模様を収めた動画を公開し、世界中のF1ファンの心を温めている。

始まりはひとつの“大事な悩み”

きっかけは昨年9月。サインツとチームメイトのアレックス・アルボンがファンからの質問に答える動画シリーズ「Call Carbono」で、英国在住の少女がひとつの相談を持ちかけた。

「ユニコーンのぬいぐるみの名前は、“スパークルズ”と“スプリンクルズ”どっちがいい? そして、私のユニコーンのステッカーをヘルメットに貼ってくれる?」

アルボンが「スプリンクルズ派」を宣言する一方、サインツはテアにこう約束した。「絵を描いて送ってくれたら、必ず貼るよ」。

バクーで生まれた伝説

サインツは言葉通り、翌戦の2025年アゼルバイジャンGPで、テアのデザインしたユニコーンステッカーをヘルメットに貼って登場。結果は、まさにおとぎ話のような展開だった。サインツはウィリアムズ移籍後初の表彰台となる3位を獲得。チームにとって、通常のレースでは2017年以来となる快挙だった。

チームもこのステッカーを気に入り、3位トロフィーにも同じユニコーンが貼られることに。チーム代表のジェームズ・ボウルズ氏は、トロフィーを手に「スパークルズかスプリンクルズ、どちらかが力を貸してくれたのだろう」と笑顔で語り、サインツも「シーズン最終戦まで絶対に貼り続ける」と宣言。その約束は守られ、以降のすべてのレースでユニコーンはヘルメットとともにサーキットを疾走した。

憧れのヒーローと対面

そして、2026年シーズンを前に、ウィリアムズはテアをチームの本拠地・グローブのファクトリーに招待。サインツと対面した瞬間、テアは一目散に駆け出し、彼の胸へと飛び込んだ。

サインツは「ようやく会えたね」と語りかけ、ぬいぐるみのオリジナル“スパークルズ”を手にするテアに目を細めた。2人は一緒にケーキを囲んでテアの7歳の誕生日を祝い、F1との出会いについて話したり、写真を撮ったりと、忘れられない時間を過ごした。

小さな少女の“大事な悩み”から生まれたこの物語は、2025年F1シーズンを象徴するハートウォーミングなエピソードとして、今後も長く語り継がれるだろう。

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