フェラーリはモナコで勝てるのか? ハミルトンが期待を語る
ルイス・ハミルトンはモントリオールで2位フィニッシュを果たした。次に控えるのはモナコGPだ。ティフォシの関心は、フェラーリがモンテカルロで優勝争いを演じられるかどうかに集まっている。
カナダGPでの好結果は、世界中のフェラーリファンを大いに沸かせた。7度の世界王者であるハミルトンは2位でチェッカーフラッグを受け、今季最高クラスのパフォーマンスを披露した。
優勝したキミ・アントネッリはハミルトンに約10秒差をつけ、自身の連勝記録を4に伸ばした。さらに、ランキング首位のリードも43ポイントに拡大している。
一方、ハミルトンはチームメイトのシャルル・ルクレールとの差をわずか3ポイントまで縮めた。レース後の表情は明るく、心身ともに充実した状態にあることを強調。「フェラーリでの最高の一日だった」と語り、この好調な流れを次戦へ持ち込みたい考えを示した。
次戦はモンテカルロ市街地コースで開催されるモナコGPだ。ハミルトンはこれまで同地で3勝を挙げ、4度の表彰台を獲得している。フェラーリ移籍後初の勝利をモナコで飾ることはできるのだろうか。本人の言葉は、ファンに期待を抱かせるものだった。
パワー不足を抱えながらもモナコに自信
ハミルトンは次のように語った。
「モナコはエンジンパワーの影響が比較的小さいサーキットだ。重要になるのはマシンの純粋なパフォーマンスで、僕たちのマシンはあのコースでかなり強さを発揮できると思っている。今週末に得たエネルギーをそのまま持ち込むことに集中し、初日のフリー走行からマシンを適切なワーキングレンジ(作動領域)に入れられるよう、エンジニアたちとしっかり話し合うつもりだよ」
ただし、楽観的な見通しばかりではない。ハミルトンはトップ勢との差を生んでいる要因についても言及している。
「僕たちが抱えているパワー面の不利を取り除けば、トップ勢と対等に戦える。でも残念ながら、今日のレースではそれが叶わなかった。走っている間ずっと、僕は心の底から『もっとパワーが必要だ』と思っていた。コーナーでは彼らについていけるのに、そこから引き離すことができない。ストレートで逃げられ、ブレーキングでまた追いつく。その繰り返しだった」
「本当に厳しい戦いだ。たとえ1秒以内の位置につけていても、彼らはストレートで再びギャップを広げることができる。それだけのパワーを持っているということだし、現状では僕たちはそこに大きな差がある。それでも、新しいADUOレギュレーションによってパフォーマンスが改善され、再び彼らと互角に戦えるようになることを願っている。いずれにしても、モナコはエキサイティングな週末になるはずだ」
カナダで手応えを得たハミルトンにとって、モナコGPは今季のフェラーリの真の競争力を測る重要な一戦となる。パワー依存度の低い市街地コースで、フェラーリが優勝争いに加わることができるのか注目される。
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