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ニューウェイ氏、中国GP欠席は計画通り―アストンマーティンが内紛説を否定

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adrian newey aston martin ニューウェイ氏、中国GP欠席は計画通り

2026年シーズン序盤、アストンマーティンは深刻な振動問題に苦しんでいる。さらに、エイドリアン・ニューウェイ氏の中国GP欠席が憶測を呼んだが、チームはこれが事前に計画されたものであると強調し、内紛説を否定した。

その苦しい現状は、開幕からわずか2戦で明らかとなった。ホンダをエンジンパートナーに迎えた新体制のスタートは厳しく、チームはコンストラクターズランキング最下位に沈んでいる。

その大きな要因となっているのが、ホンダ製パワーユニットの内燃機関(ICE)が抱える振動問題だ。この振動はあまりに激しく、バッテリーパックに悪影響を及ぼすだけでなく、ドライバーにとっても過酷なレベルに達している。

実際、上海インターナショナル・サーキットで行われた中国GPでは、フェルナンド・アロンソがリタイアを余儀なくされた。レース後、アロンソは「20周を過ぎたあたりから手足の感覚がなくなった」と語っており、問題の深刻さをうかがわせている。

こうした苦境の中で、チームの技術的支柱でありチーム代表も兼ねるニューウェイ氏が中国GPに姿を見せなかったことが、新たな憶測を呼ぶこととなった。チーム内部で何らかの問題が起きているのではないか、という見方が広がったのである。

しかし、この見方についてチーム側は明確に否定している。

2022年から2024年までチーム代表を務め、現在はチーフエンジニアを務めるマイク・クラック氏は、この噂を「おとぎ話のようなものだ」と一蹴した。

クラック氏によれば、ニューウェイ氏が中国GPに帯同しないことは、シーズン前から決められていた計画の一部だという。

「エイドリアンが上海に行かないことは、当初から決まっていた。どのレースに帯同し、どこに行かないかについては明確な計画があり、我々はそれを変更していない。彼は今後もいくつかのグランプリを欠席する予定だ」

さらに、現代のF1においては、必ずしもニューウェイ氏が現場にいる必要はないと強調する。

「今の通信技術を考えれば、どこで仕事をしているかは本質的な問題ではない。例えば、スカイ(放送局)はF1を詳細に報じているが、専門家全員が必ずしも現地にいるわけではないだろう」

補足しておくと、前任のアンディ・コーウェル氏も全レースに帯同していたわけではなく、ニューウェイ氏自身も昨年は限られたグランプリにしか姿を見せていなかった。

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