ランド・ノリスがRace Against Dementiaに参加─カナダGPで脳科学をテーマにした特別ヘルメット披露
Shiga Sportsが日本における公式メディアパートナーを務める「Race Against Dementia(レース・アゲインスト・ディメンシア)」に、現F1ワールドチャンピオンのランド・ノリスが新たに参加することが発表された。Shiga Sportsは2025年に同チャリティの日本初開催イベントをサポートしており、今年はさらに規模を拡大した企画を準備中だ。
サー・ジャッキー・スチュワートが創設─F1の発想を認知症研究へ
Race Against Dementiaは、3度のF1ワールドチャンピオンであるサー・ジャッキー・スチュワートが創設したチャリティ団体だ。
F1が持つスピード、精度、チームワークといった要素を認知症研究の現場に持ち込み、研究者とモータースポーツ分野の専門家を結びつけることで、学習や意思決定のプロセスを加速させる──というユニークな取り組みを行っている。

今回の参加について、ノリスは次のように語った。
「ジャッキーが認知症の影響についてオープンに語る姿を見て、この病気がどれほど多くの人々に影響を与えているかを改めて強く実感した。だからこそ、Race Against Dementiaを支援することは自分にとって大切だと思えた。少しでも認知症への理解を広げ、この活動を前進させる後押しができればと願っている」
カナダGPで特別ヘルメット披露─テーマは「シナプスの喪失」
ノリスは、5月22日から24日にかけて開催されたカナダGPで、同チャリティを支援する特別仕様のヘルメットを着用した。
デザインのテーマは、脳内で起こる「シナプスの喪失」だ。シナプスとは、脳の神経細胞同士をつなぐ微細な接続部分を指し、健康な成人の脳には数百兆ものシナプスが存在する。認知症を引き起こす疾患では、この神経ネットワークが徐々に失われていくと考えられている。

ノリスはヘルメットに込めた思いについて、こう説明した。
「バイザーを下ろした瞬間から、脳は膨大な情報を処理し続けている。常に反応し、適応しながらね。脳がどのように機能しているのか、そして認知症がそのつながりにどんな影響を与えるのかを学んだことが、このヘルメットのデザイン全体に反映されているんだ」
Shiga Sportsとしても、2026年はRace Against Dementiaとの連携をさらに深めていく予定だ。今後の展開についても、引き続き続報を届けていく。
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