【モナコGP】ガスリー、ライバル勢のブレーキング問題を好機と見る
2026年F1第6戦モナコGPの木曜日、アルピーヌのピエール・ガスリーが自信に満ちた表情でメディア対応を行った。カナダGPでは両マシンがポイントを獲得し、チームの上昇気流を感じているガスリー。モナコでは、ライバル勢が抱えるブレーキング時の課題に好機を見出している。
レッドブルの前進を認めつつも、開発アップデートに期待
ガスリーはまず、ここ数戦での勢力図の変化について率直な見解を示した。
「直近2戦を見ると、鈴鹿で自分たちに最も近かったレッドブルが、ここ数週間で大きな前進を遂げたと言える。メルセデスとのギャップはおそらく広がっている。しかし、目標は変わらない。今後数週間で新しいパーツがいくつか届く予定で、それによって軌道修正できることを願っている」
また、現状で最も重要なのはマシンのポテンシャルを最大限に引き出すことだと強調した。
「まず100%の状態に戻ること。持っているパッケージから100%を引き出せるようにすることだ」
チーム状況は好転
昨年のモナコGP当時、アルピーヌはすでに2026年型マシン開発へ重点を移し始めていた。あれから1年が経ち、チームを取り巻く状況は大きく変わったとガスリーは語る。
「今の方が幸せだ。夜はよく眠れているし、悪夢も少し減ったよ。マシンの競争力は高まっていて、フラビオ(ブリアトーレ)のリーダーシップは素晴らしく、チーム全体の雰囲気を作っている。先週は両マシンでポイントを獲得できた。全体的に多くのいいサインがある。取り組むべきことはまだあるけどね」
ライバル勢のブレーキング問題がモナコで追い風に
ガスリーが今回のモナコGPでチャンスを感じている理由のひとつが、ライバル勢のブレーキング時の不安定さだ。
「カナダでは、例年以上にブレーキングで苦戦するマシンが目立っていた。フロントのロックアップが多く、コース外に飛び出す場面も多かった。モナコはそれが許されないコースだ。自分たちが実力以上の結果を掴むいい機会だと思っている」
また、新型マシンのモナコでの挙動については、路面のバンプや高速コーナーで難しさがあると予想する一方で、エネルギーマネジメントに関してはそれほど大きな問題にはならないとの見方を示した。
予選Q1最大の敵は渋滞
週末に向けての唯一の懸念事項は、予選Q1の混雑だという。
「正直、Q1はあまり楽しみではない。最も重要なのは渋滞に捕まらないこと、まずバンクラップを確保することだ。ただ、Q2通過の実力は十分にある」
昨年のモナコから着実な進歩を遂げたアルピーヌ。ライバル勢の弱点を突いて、伝統の市街地コースでどこまで上位争いに加われるか注目だ。
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