ガスリー、マイアミの大クラッシュから復帰―カナダGPへ準備完了
約3週間前のマイアミGPで激しいクラッシュを喫したピエール・ガスリーが、モントリオールでの次戦に向けて準備を整えた。インターバルを有効活用したガスリーは、カナダGPでの巻き返しに意欲を見せている。
マイアミでの衝撃
リアム・ローソンとの接触により、ガスリーは宙を舞い、一回転した末にバリアへ激突した。誰もが息をのむ大事故となったが、幸いガスリーに大きなけがはなかった。一方で、レースは序盤で終わりを迎え、ポイント獲得のチャンスも失われた。

数週間のインターバルを経て、ガスリーはこう語っている。
「今週末、再びレースに戻る準備はできている。マイアミのような形で週末を終えたい人は誰もいない。だが、幸いにも何も起きなかった。F1の高い安全基準のおかげだ」
クラッシュ後も精力的に活動
ガスリーは事故後もすぐにステアリングを握り、ピレリのタイヤテストに参加。さらに、フランス国内の歴史あるサーキットで行われたイベントにも姿を見せた。
「マイアミ以降、かつてフランスGPが開催されていたサーキットを走る機会があった。ポール・リカール・サーキット行われた『ヒストリック・フランスグランプリ』では、1979年のルノーF1マシン『RS10』をドライブした。このマシンは、ジャン=ピエール・ジャブイーユがフランスGPで優勝した歴史的な1台だ。彼の息子のヴィクターが見守る中でデモ走行できたのは、とても感動的な経験だった。
その後はマニクールで、2日間にわたるピレリの雨天タイヤテストに参加した。2つの素晴らしいサーキットで、全く異なる2台を走らせることができた。今ではフランスで走る機会は多くないので、とてもいい時間だった」
カナダGPへ向け
フランスGPは2022年を最後にカレンダーから外れているが、次戦の舞台モントリオールはフランス語圏。さらにその後にはモナコGPも控えており、ガスリーにとっては重要な連戦となる。
「マイアミでは、自分の走りが完全には噛み合っていない感覚があった。その理由を探るために時間を使った。いくつか答えを見つけられたと思うし、カナダでどの方向に進むべきかもわかっている。
チームとしての勢いを維持し、スプリントでも決勝でも、できる限り多くのポイントを持ち帰ることが目標だ。準備はできている。再びレースに戻れるのが楽しみだ」
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