【モナコGP】アントネッリ、ラッセルの揺さぶりにも動じず―5連勝へ挑む
2026年F1第6戦モナコGPを前に、メルセデスのキミ・アントネッリが、チームメイトのジョージ・ラッセルから向けられたプレッシャーに対し落ち着いた姿勢を見せた。4連勝で131ポイントを獲得し、ランキング首位を走るアントネッリは、モナコでの5連勝に向けても自然体を貫いている。
ラッセルの挑発を受け流す
モナコGPを前に、ラッセルはアントネッリに対して「キミはもうタイトルを失うだけの立場だ」と語り、心理的な揺さぶりをかけていた。しかしアントネッリは、それを全く気にしていない様子だった。
「もちろん聞いた。でも僕の考えでは、まだ手にしていないものを失うことはできない。それ以上の意味は見出していない。まだ多くのレースが残っているし、今の段階でタイトルについて語るのはあまり意味がないと思う」
「期待が高まっているのは当然だ。でも、自分のアプローチを変えるつもりはない。マシンに乗り込み、最高の結果を目指す。秋になったら、どんな状況になっているか確認するだけだ」
首位独走でも変わらぬスタンス
アントネッリは、ラッセルとの選手権争いについても冷静な見解を示した。
「プレッシャーは感じていない。むしろリラックスしている。自分の進む道が正しいとわかっているし、できるだけ多くのレースに勝ちたいと思っている。結果は自然についてくるものだ。ジョージが僕の人生を難しくしてくるのはわかっているが、それに惑わされるつもりはない」
モナコではフェラーリを最有力候補と予想
モナコでの勢力図について問われると、アントネッリはライバル勢を高く評価した。
「フェラーリはここで本当に強いと思う。マシンの出来が良くない年でさえ速かった。この数日は強い向かい風を覚悟している。フェラーリが前にいなかったら驚くよ」
さらに、他のライバルチームへの警戒も口にした。
「マクラーレンもかなり強いはずだし、レッドブルもあなどれない」
カナダGP後にチーム内ルールを再確認
カナダGPでラッセルと激しいバトルを繰り広げた後、チーム内で複数回にわたり話し合いが行われたことも明かした。
「カナダでの出来事については何度も話し合い、細かい部分まで確認した」
その結果、チーム内でのレース方針も改めて共有されたという。
「方針としては、フリーに、そしてハードに戦える。ただし、フェアであることと互いへの敬意は保たなければならない。メルセデスの結果を損なうことは絶対に避けなければならないし、マシンを1台でも失うこと、ましてや2台とも失うことは完全な禁止事項だ。ジョージも僕も、それは明確に理解している」
「同時に、レースの勝利やタイトル争いがかかっている状況では、ドライバーを縛り付けることはできない。ジョージとは賢く戦っていきたい」
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