ドメニカリ「フェルスタッペンは残ると信じている」——F1 CEOが規則変更とスターの将来を語る
マックス・フェルスタッペンが現在のF1規則への不満を公言し、離脱の可能性にも言及し続けている。F1 CEOのステファノ・ドメニカリはその状況をどう見ているのか。
フェルスタッペンの懸念と規則変更
4度の世界王者フェルスタッペンは71回のGP優勝を誇る。しかしパワーユニットの複雑なエネルギーマネジメントを中心とする新規則には一貫して批判的だ。変化がなければF1を離脱することも辞さないと繰り返し示唆してきた。
その声は無視されなかった。FIA、FOM、全チーム、パワーユニットメーカーは6月、2027年と2028年にかけて内燃機関の出力比率を段階的に高める規則変更で合意している。2027年型マシンのシミュレーターテストもすでに行われた。合意されたパッケージの中身は、2027・2028年のパワーユニット規則変更で詳しく伝えている。
ドメニカリ「彼は留まると思う」

ドメニカリはフェルスタッペンの将来についてこう語った。「ドライバーたちが2027年型マシンをシミュレーターでテストした時、正しい方向に進んでいると感じてくれたと思います。マックスともこの件について話し合いました。ただすべての規則変更にはプロセスがあり、FIA、チーム、メーカーすべての承認が必要だということを忘れてはなりません」
「いくつかの変更をもっと積極的に進めたかったですが、チームの同意も必要です。マックスはそれで満足していたと思います。彼は信じられないドライバーであり、何度も言ってきたことをここでも繰り返したい——彼はF1を愛していますし、私たちがこれらの規則で共に作り上げようとしている未来も評価してくれていると思います」
フェルスタッペンとは良好な関係を保っていると強調しながら、こう続けた。「彼にとってF1はとても重要だと思っています。もちろん自身の将来は自分で決められますが、彼は留まると信じています。そうなることをとても願っています」
「スポーツは個人より大きい」
ただしドメニカリは一線も引いた。「スポーツはいかなる個人よりも大きい——マックスよりも、私よりも、私たち全員よりも大きい」
ドライバーの批判的な声を封じることは意図していないとも明言した。「私たちはここで口を封じるためにいるのではありません。このスポーツの素晴らしさは誰もが自分の意見を持てることです——ただしそれはあくまでひとつの意見に過ぎない。ドライバーたちへの最大の敬意を持っており、常に建設的な対話をしたいと思っています。ただ全員が共に前進しなければならないことも理解する必要があります。ファンが最優先であり、私の個人的な意見よりも優先されます。ドライバーは個人的な好みを持っていいですが、F1にとって最善のことを行う責任は私にあります」
2027年の規則変更がフェルスタッペンの決断にどう影響するか。彼の去就はレッドブルの2027年のシート構成を左右し、その先の連鎖にもつながる。角田裕毅を含む2027年のシート動向は、シーズンを通して継続的に追っている。
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